参院憲法審査会、1年ぶり議論再開 自衛隊明記で各党隔たり

参院憲法審査会、1年ぶり議論再開 自衛隊明記で各党隔たり

  • 産経ニュース
  • 更新日:2017/12/06

参院憲法審査会は6日、「憲法に対する考え方」をテーマに、約1年ぶりに実質的な議論を再開した。自民党は憲法9条への自衛隊の明記などを訴えた。参院で野党第一党の民進党は自衛隊を明記する案を「立憲主義の破壊行為」と批判するなど、各党の意見の隔たりが浮き彫りになった。

自民党の磯崎仁彦氏は「一部に根強く残る自衛隊違憲論とどう向き合うかは憲法の現代的な課題だ」とし、参院選「合区」解消も「緊要な課題」と強調した。ただ、公明党は改憲による合区解消に慎重な姿勢を示した。

民進党の白真勲氏は、集団的自衛権の限定的な行使を可能とする安全保障関連法を「違憲だ」と断じ「安倍晋三首相のもくろみは集団的自衛権の合憲化に他ならない」と述べた。日本維新の会は教育無償化を憲法に定めるよう提案した。希望の党は9条改正の議論に前向きに応じる考えを示した。

共産、社民両党は9条改正に反対した。共産党は審査会の開催自体に反対した。

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約1年ぶりに議論が行われた参院憲法審査会。奥中央は柳本卓治会長=6日午後、国会・参院第41委員会室(斎藤良雄撮影)

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