映画『この世界の片隅に』公開で東京テアトル株が人気化

映画『この世界の片隅に』公開で東京テアトル株が人気化

  • ZUU online
  • 更新日:2016/11/29
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11月21~25日の東京株式市場は上値追いとなった。米国株の上昇に加え、為替も円安歩調となったことから、日経平均株価も4営業日連続高となった。

今週は名実ともに12月相場に入る。30日のOPEC(石油輸出国機構)総会や12月2日の米雇用統計といったイベントを控える中で、日経平均株価が1万8000円台を維持できるか注目される。

■目立つ製造業の中小型株

それでは今回は、東証1部で「25日移動平均からプラス方向にかい離率の高い」銘柄をみていこう。

(1)安永 <7271> 530.68 +65.26
(2)アイロムグループ <2372> 1072.27 +61.34
(3)東京テアトル <9633> 127.96 +59.42
(4)タカタ <7312> 396.52 +55.35
(5)日本アジア投資 <8518> 354.23 +42.28
(6)カルソニックカンセイ <7248> 1251.41 +41.44
(7)エンシュウ <6218> 73.40 +37.60
(8)エーアンドエーマテリアル <5391> 103.84 +32.90
(9)ナカノフドー建設 <1827> 454.44 +27.19
(10)トーヨーカネツ <6369> 255.28 +26.92
※銘柄、証券コード、25日移動平均、かい離率の順

業種別でみると輸送用機器が3銘柄、機械とサービスで各2銘柄がランクインしている。また、日経平均株価が上昇する中で、中小型株のプラス方向へのかい離が目立つ。

■安永、リチウムイオンバッテリーの長寿命化技術で人気化

今回のランキングから安永、東京テアトル、エンシュウの3社を取りあげたい。

安永は三重県伊賀市に本社がある自動車部品メーカー。エンジン部品が主力で、工作機械や環境機器も手掛ける。

安永は11月22日「リチウムイオン電池の正極極板製造に独自の技術を導入し、リチウムイオンバッテリーの寿命を当社従来品比12 倍以上に向上させた」と発表した。これを受けて安永株に買いが集まり、連日のストップ高となった。

世界の大手自動車メーカーは電気自動車の開発を推進していることもあり、リチウムイオン電池の改良につながる技術を持つ企業として安永株に人気が集まった。

■東京テアトル、映画『この世界の片隅に』公開で人気化する

東京テアトルは映画配給や興行を手掛けるほか、不動産事業にも力を入れている。

11月12日公開の映画『この世界の片隅に』が大ヒットするとの期待が広がり、配給会社である同社株に買いが集まった。

『この世界の片隅に』は、第2次世界大戦時の広島・呉を舞台に、懸命に生きる一人の女性の姿を描いた長編アニメだ。Yahoo! 映画のユーザーレビューでは28日現在で4.47点(5点満点中)と高評価を得ている。

■エンシュウ、日産自動車からの技術供与が買い手掛かり

エンシュウは静岡県浜松市に本社を置き、自動車用工作機械とヤマハ発電機向け部品加工を主力とする機械メーカー。

日産自動車が、エンジンのシリンダーブロック内側を研磨する「仕上げ加工技術」のライセンスを同社に供与したと発表。これを受けて、株式市場で買いが集まった。エンシュウは、この仕上げ加工技術が付いた工作機械を共同開発し、日産自動車に納入している。今回、この工作機械を外販することになった。(ZUU online 編集部)

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