耐性菌検出3人死亡 北九州の東筑病院、入院患者4人感染

耐性菌検出3人死亡 北九州の東筑病院、入院患者4人感染

  • 西日本新聞
  • 更新日:2017/08/11

北九州市八幡西区の東筑病院(早川知宏院長、199床)=写真=は10日、入院患者4人から抗菌薬に耐性があるカルバペネム耐性腸内細菌科細菌(CRE)を検出し、うち80代の男性2人と90代の女性1人の計3人が死亡したと発表した。男性2人の死亡はCREが影響した可能性があるという。残る女性については「高熱などの感染症は現れず、CREが原因ではない」と説明している。

病院によると、男性2人は7月に肺炎で死亡。生前に発熱などの症状があったことを受けて死後に検査した結果、CREが検出された。CREによる感染症を発症していた可能性があるという。

一方、90代の女性からは昨年10月と今年4月にCREが検出されたが、今年7月に感染症を発症しないまま肺炎で亡くなった。病院側は女性と他の患者を接触させないよう対策をとってきたとして、「感染が女性から広がった可能性は低い」としている。

感染が判明した90代の男性は現在も入院中で、容体は安定している。死亡した男性1人と細菌の遺伝子が同じで院内感染の可能性があるという。

北九州市保健所は病院からの届け出を受け、8月4日に病院の立ち入り検査を実施。病院は現在、全ての入院患者に感染の有無を調べる検査を行っている。

CREの感染は全国で相次ぎ、感染によって発熱などの症状が出たという届け出は、昨年は全国で1570人、今年は7月30日現在で867人だった。

九州では昨年11月、福岡県久留米市の久留米大学病院で1人が死亡し、15年5月に佐賀県唐津市の唐津赤十字病院が2人の死亡を発表。14年11月~15年2月には長崎市の長崎大学病院に入院中の新生児から検出され、うち2人が発症した。

=2017/08/11付 西日本新聞朝刊=

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