二足の草鞋のレッズ、“ミニ・モウリーニョ”が率いるワトフォードへ

二足の草鞋のレッズ、“ミニ・モウリーニョ”が率いるワトフォードへ

  • J SPORTS
  • 更新日:2017/08/16
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リヴァプールは昨季、最終節までもつれたデッドヒートを制し、4位でシーズンを終えた。3年ぶりのCL出場権を勝ち取ったチームは、夏の移籍市場でドミニク・ソランケ、モハメド・サラー、アンディー・ロバートソンらを獲得。順当に戦力を強化し、主力が出て行く話もない。あとは数人の即戦力を加えるだけ――新シーズンに向け、ファンは期待に胸をふくらませていたに違いない。

しかし、そこから補強は停滞。獲得間近との報道もあったサウサンプトンのフィルジル・ファンダイクと、ライプツィヒのナビ・ケイタだったが、両選手とも交渉は難航しており、未だに契約には至っていない。
さらに、ここにきて昨季チームの中心的存在だったフィリッペ・コウチーニョに、バルセロナ移籍の可能性が浮上。中には、すでに両者は合意に達しており、残すはクラブ間合意のみだと報じるメディアもある。
この現状に、元リヴァプールのジェイミー・キャラガーは「ファンはこの時期には、もっと満足していると思っていただろう」と古巣の現状を嘆いた。

そして、キャラガーの嘆きから5日後、トドメと言わんばかりに、CLプレーオフで、最も強いチームの1つだと見られるホッフェンハイムと対戦することが決まってしまった。
1stレグが15日、2ndレグが23日に行われるCLプレーオフだが、プレミアリーグはそれより前の12日に開幕する。長いリーグの初戦、尾を引くような敗戦は避けたいが、念願のCLに8月で早速別れを告げることも回避したい。リヴァプールの選手たちは、難しい心理状態で開幕戦を迎えることだろう。

開幕戦の相手は、昨季17位のワトフォード。1つ下の18位で惜しくも降格したハル・シティーからマルコ・シウヴァ監督を引き抜いたワトフォードだが、リヴァプールにとって気がかりなのは、同監督がホームで強いことだろう。なんと、昨季サンダーランドに敗れるまで、ポルトガルのエストリル、スポルティング、ギリシャのオリンピアコス、そしてハルと、異なる4クラブで41試合もの間、無敗を続けていたのである。“ミニ・モウリーニョ”と呼ばれることもあるポルトガル人指揮官により、ワトフォードのヴィカレージ・ロードが要塞と化しても、何の不思議もない。

そのワトフォードの注目はなんと言っても前線だ。キャプテンのトロイ・ディーニーは鼠蹊部の怪我で開幕戦を欠場する可能性が高いが、チェルシーやマンチェスターUなどに移籍する噂もあったリシャルリソンがフルミネンセから加入。さらにバーンリーからプレミアでの実績も十分なアンドレ・グレイをクラブ史上最高額で獲得した。この2人の新戦力が、アイザック・サクセスやステファノ・オカカらと、どのような化学反応を起こすのか、シウヴァ監督の腕の見せ所だ。

リヴァプールのユルゲン・クロップ監督は「ワトフォード戦に集中しており、CLのことは考えていない」と語っているが、それでも来たるビッグマッチのことが頭に浮かんでしまうのが人情というもの。その隙をワトフォードが、まさに雀蜂(ホーネッツ)のように突ければ、勝てる可能性は出てくるだろう。両チームの前回の対戦では、BBCの年間ベストゴールに選ばれたエムレ・チャンのスーパーゴールでリヴァプールが勝利を収めた。今回の対戦ではどのようなドラマが待っているのだろうか?

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