FIFA会長、ロシアW杯でVAR導入を明言 「我々は前進する必要がある」

FIFA会長、ロシアW杯でVAR導入を明言 「我々は前進する必要がある」

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  • 更新日:2017/10/13
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パナマのゴールが物議を醸すなか、インファンティーノ会長がVAR導入について言及

ロシア・ワールドカップ(W杯)北中米カリブ海予選の最終戦でパナマが決めた決勝ゴールは、ゴールラインを越えていたかどうかのジャッジを巡って世界的に物議を醸したが、これを受けてFIFA(国際サッカー連盟)のジャンニ・インファンティーノ会長は来年のロシアW杯でビデオ・アシスタント・レフェリー制度(VAR)の導入を明言した。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じている。

インファンティーノ会長は「審判も人間であり、全ての人々と同じようにミスをする。しかし、これがワールドカップ予選での決定的な場面であるとなれば、我々はこうした事態に陥ることを修正する時期にきた。世界中では、数秒前に起こった出来事をリプレイで見直される。しかし、唯一これができないのが審判団であった。それを必要とするか、望んでいるかということを考える余地もなくだ。今、我々はこの事象について前進する必要がある」と話している。

近年ではゴールの横に判定を補助する追加副審を配置するという改革もされてきたが、プレーを巻き戻してみることができないという事実は変わらない。それを解決する手段としてテストがされているのがVAR制度だ。

プレーが途切れて時間が空くことや、VARでの確認を行うかどうかの判断が審判団に委ねられることなど、制度上の問題点も指摘されてはいるものの、インファンティーノ会長はそのテストに問題がないことを強調している。

VAR初導入のW杯としても注目か

「ロシア・ワールドカップ本大会で導入するかについて、我々はVARを実装する準備ができているし、テストにはネガティブなものはない。VAR制度が使用されるたびに、審判の決定を確認したり、間違ったものを修正したりして上手くいっている。VARの目標は、細部を修正するのではなく、大きな間違いを修正することだ」

インファンティーノ会長は改めてロシア本大会でのVAR導入を明言した。過去のW杯でも審判の判定が試合結果に影響を与えたとされる場面はある。1996年大会決勝のイングランド対西ドイツ戦、延長戦でイングランドが挙げたゴールが本当にラインを越えていたかどうかについては、50年がたった今も両国間での論争となっている。

そうしたものに決着をつけるべく、FIFAは満を持してVAR導入を進めている。その初の舞台となるロシア本大会では、VARがそうしたドラマを打ち消すのか、あるいはVARを導入したからこそ生まれるドラマがあるのか。そうした意味でも注目の大会となりそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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