1G1Aの浅野と“キャプテン”酒井には賛否両論、「水中に潜ったまま」の原口... etc.

【ブンデス日本人の現地評】1G1Aの浅野と“キャプテン”酒井には賛否両論、「水中に潜ったまま」の原口… etc.

  • サッカーダイジェストWeb
  • 更新日:2016/11/30
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粘り強さを増してきたハンブルク。新キャプテンの下、少しずつ自信を取り戻しつつあるようだ。酒井も早く勝利の喜びを味わいたいことだろう。 (C) Getty Images

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結果を残した浅野。課題は残ったものの、欲しかったゴールを決めたことで、今後は勢いに乗るとともに、プレーの精度を上げていくことができるか。 (C) Getty Images

まずは、ブンデスリーガ2部から。前節は代表戦の影響もあって先発を外れたシュツットガルトの浅野だが、今節(14節)のニュルンベルク戦で1ゴール1アシストの活躍を見せ、チームの勝利に貢献した。

この試合に左MFとして先発すると、立ち上がりの3分にいきなり先制点をアシスト。これで勢いに乗ったのか次々とチャンスに絡むが、決定機をモノにできず、なかなか自身のゴールが奪えない。

しかし、試合終了間際に味方のスルーパスを右足で冷静に流し込み、ドイツでの2点目をマークしてダメを押した(試合は3-1で勝利)。

大衆紙『ビルト』は浅野に2点を付け、「前半はより多くのチャンスに絡み、先制点をアシストした。78分に決定的なチャンスを逃したが、ロスタイムにモノにした」と記した。

地元紙『シュツットガルター・ツァイトゥング』もチーム最高タイとなる2点を付けてその献身ぶり称賛したものの、同時に以下の通り、問題点を指摘することを忘れなかった。

「この日本人は、そのスピードで常にニュルンベルクDF陣にとって脅威だった。先制点の場面では広い視野があることを示したが、それ以上にいつも、ラストパスの精度に欠けた。最後にチームの3点目を決めたことで、ようやくその献身が報われた」

1部リーグ(12節)では、同じく前節で代表戦の疲れも考慮されてベンチスタートとなった原口は、マインツ戦で右MFとして先発フル出場を果たした。

しかし、チャンスの場面で原口にボールが回ってくることはなく、後半アディショナルタイムのチャンスでも、シュートではなく味方へのパスを選択した。試合は2-1で逆転勝利を飾っている。

そんな原口へのドイツメディアの評価は厳しく、専門誌『キッカー』はチーム単独最下位の5点を付け、4点を付けた『ビルト』も、「この日本人に何が起きたのか? ここ数週間は水中に潜ったままだ」と記した。

また、地元紙『ベルリナー・ツァイトゥング』は、原口の消極性を以下の通りに指摘している。

「カルーを手本にしているのにもかかわらず、CBのようなボール捌きで、優しさを分けてもらった時が最大のゴールチャンスだった。30分過ぎのシュトッカーがボールを奪った後、あるいはロスタイムに無人のゴールにシュートするのではなく、並走していたエスバインにパスした時だ」

しかし、同時に「それでも好意的に書き留めておくことはある。彼は試合後、シャツをファンにプレゼントした。そして、氷点下近い気温のなか、上半身裸でロッカーに戻ってきた」とのポジティブなエピソードを紹介している。 ハンブルクの酒井高徳は、主将としてブレーメンとの北部ダービーに臨み、引き分けたことで(2-2)、前節に続いて勝点1を獲得した。

先制点に絡んだ酒井だが、その評価は割れている。地元紙『ハンブルガー・アーベンドブラット』は、「またも、ハンブルク最高のひとりだった。中央で、左で、右で、そんなことはどうでもいい。この日本人は真の胴元だ」と評価した。

一方、「北ドイツ放送」は「前半はほとんど見当たらなかった。攻撃の場面でも、1対1で必要な守備の場面にも……。64分には右SBにポジションを移し、そこから何度か攻撃に転じたが、結果には結び付かなかった」と厳しかった。

最後に、アウクスブルク戦で85分間プレーした大迫は、9月下旬以来ゴールから遠ざかっており、チームもスコアレスドローに終わった。

しかし、2本のシュートを放ち、決定機にも絡んだ大迫への評価は好意的なものだった。

『キッカー』はチーム最高タイとなる2.5点を付け、3点を付けた地元紙『エクスブレス』も「イタチのように素早く、ハチのような勤勉さで、常にプレーに絡んだ。フィニッシャーとして、とても積極的だった」と記している。

文:山口 裕平

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