【発表会】もし自分の子が主役に選ばれなかったら?本当に子どものためになる、親の振る舞い

【発表会】もし自分の子が主役に選ばれなかったら?本当に子どものためになる、親の振る舞い

  • ウレぴあ総研
  • 更新日:2018/01/13
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幼稚園の発表会で、わが子が主役に選ばれたら嬉しいですよね。

でも、クラスのみんなが主役になれる訳ではありません。木の役、鳥の役などの脇役になってしまったら、「残念だ」と思うだけですか?それとも園にクレームを言いますか?

「うちの子が世界一可愛い!」と思うのは、親なら自然の感情。でも、それが嵩じて「どうして、うちの子が主役に選ばれないんですか?」とクレームを言う保護者も実際にいるようです。

こうした“主役問題”にまつわるエピソードや、困ってしまった園側がとった苦肉の策などを『「テキトー母さん」流子育てのコツ』の著者の立石美津子がお話しします。

発表会の主役問題。園の配慮は…

ある幼稚園の学芸会は、白雪姫の劇でした。主役の白雪姫がゾロゾロいます。小人役もゾロゾロいます。悪役の魔女役はというと…担任の先生が演じていました。

また、最近は一つの劇を時間で区切り、主役を途中途中で違う子に交代する工夫をしている園もあるそうです。

ですが、みんなが主役では劇は成り立ちません。多くの脇役がいてこそ1つの劇が完成します。保護者の気持ちを慮って、園側が様々な対応をすることも時には必要ですが、過度な配慮はどうなのでしょうか?

“適材適所”でうまく回る

大人でも人前に立つのが苦手な人がいたり、反対に司会をしたり、堂々とプレゼンをするのが得意な人がいます。

コツコツと定型作業をミスなくこなす事務職向き、気働きが必要になる秘書職向き、営業向き、プレゼン向き、広報向きと、様々ある仕事の中で、適材適所でそれぞれが働くことで会社全体がうまく回ります。

劇の配役を決めるとき、「引っ込み思案な子だから、主役をやらせて自信をつけさせる」という考えもあります。

反対にその子の特徴を生かして、じっとしていられない子は鳥や蝶の役をやらせて、舞台で走り回って違和感をなくしたり、じっとしていられる子を岩や木の配役にしている園もあります。

“ウンチ役”に立候補した子の勇気

こんなエピソードもあります。

「さるかに合戦」の最後の場面。猿が牛の糞(※糞ではなく昆布になっている話もあります)を踏んで滑って、そこに鴨居から臼が落ちてきて猿がコテンパンにやられるシーンがあります。

これは“牛の糞”がなければ成立しない話です。ですが、“ウンチ役”は誰もやりたがらない役です。

すると、ある子が「僕、“ウンチ役”やる」と言って劇が完成しました。その子が「ウンチがなければ最後に猿をやっつけることができないから」とまで思って立候補したかどうかはわかりませんが、ホッとした園側でした。

まとめ

「運動会で優劣を付けてはならない」と“全員、みんな一緒に手つなぎゴール”としたり、徒競走など個人競技を廃止して、玉入れや綱引きだけにする園もあります。(関連記事「「競争・順位付け」どう思う? 負けた子どもへのベストな声かけ」)

けれども、「運動会で転んでビリになってしまった」「幼稚園の劇でやりたい役に選ばれなかった」という挫折体験を通して、精神的なたくましさ、強さが育つように感じます。

受験に失敗したり、好きな人に振り向いてもらえず失恋したり、希望していた就職先からの不採用通知が来たり……。人生は思い通りにならないことのほうが多いです。

いま幼稚園に通っている子も、小学校に上がれば成績で優劣を付けられます。社会にでたら競争社会です。そんなとき、挫折や競争を経験しないで育ってきた子は、一度つまずいたら立ち直れないこともあります。

わが子が主役に選ばれなかったとき、親として「残念だなあ」と悲しい気持ちになってしまいますが、「これも大切な経験」と思ってみてはどうでしょうか。

「いつもわが子を1番にして下さい」という姿勢の親に育てられた子どもは、「いつも自分が1番でないと気が済まない」という、社会性や協調性の低い、自己中心的な大人になってしまうこともあるのではないでしょうか。

皆さんはどうお感じになりますか。

(ハピママ*)

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