’18年「日本野球界番付」決まる 10年ぶりの日本人横綱は内川聖一に! 清宮は?

’18年「日本野球界番付」決まる 10年ぶりの日本人横綱は内川聖一に! 清宮は?

  • 日刊SPA!
  • 更新日:2018/02/13
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発行元の塩村和彦代表

プロ野球全選手の番付を決める「2018年日本野球界番付編成会議」が2月10日、大阪市内のホテルで開かれた。

この会議は前年のプロ野球全選手の成績や過去の実績を相撲の星取りに換算し、毎年3月に相撲番付と瓜二つの「番付表」として発行しているもので、今年で26年目となる。

※参考:「全プロ野球選手を格付け!23年の歴史を誇る野球番付製作者のこだわり」

今年も全国から集まったマスコミ関係者や、野球ファン、相撲史研究家など約30人の好角家ならぬ「好球家」が約5時間にわたって、口角泡をガチンコで飛ばす議論を繰り広げた。

4年間横綱空位のまま迎えた編成会議だったが、東の正大関・内川聖一(ソフトバンク)が委員から横綱に推挙され、満場一致で横綱に昇進となった。

◆’08年の小笠原道大以来、外国人を含むと’11年のラミレス以来

日本人の横綱は’08年の小笠原道大(当時巨人、現中日2軍監督)以来10年ぶり。外国人を含むと’11年のラミレス(当時巨人、現DeNA監督)以来。

内川は昨年は骨折の影響もありシーズン73試合の出場に留まったが、クライマックスシリーズや日本シリーズでは勝負強さを発揮するなど、ソフトバンクの日本一に貢献したことが評価された。内川は4年間の大関勤めの後、晴れての横綱昇進となった。

西の大関だった中田翔(日ハム)は不振により、東の張出小結に陥落。逆に東の関脇だった松田宣浩(ソフトバンク)は東の大関に、西の関脇だった坂本勇人(巨人)は西の大関に昇進、来季以降は両者が綱取りを狙う立場となった。

発行元の野球界番付社の塩村和彦代表は「内川は成績もさることながら、性格もすばらしい心技体が揃った選手。昨年は半分しか出場できなかったが、日本球界を代表する選手であることは間違いない」と新横綱の誕生を喜んだ。また「坂本、松田は今年2つ以上のタイトルを獲ったら昇進の話が出るかもしれません」と来年の横綱昇進に含みをもたせた。

◆サファテ、丸、秋山が新三役に。清宮は東序ノ口5枚目からスタート!

今年大きく昇進したのは、昨年シーズン初の54セーブを達成し、リーグと日本シリーズ両MVPを獲得したサファテ(ソフトバンク)が西の前頭3枚目から東の筆頭関脇、またリーグ2連覇に貢献した西の前頭筆頭・丸佳浩(広島)も西の関脇に昇進。首位打者を獲得した西の前頭5枚目秋山翔吾(西武)も西の張出関脇と、それぞれ初の三役入りを果たした。また、幕下西21枚目で「全勝優勝」の成績と換算された、菅野智之(巨人)が東前頭12枚目へと大躍進を遂げた。

なお、昨年の番付では大谷翔平(当時日ハム)が小結に昇進し、大いに盛り上がった編成会議であったが、今年は大リーグに「出向」した形となるため、番付からは事実上除外される。その一方で、大リーグから電撃復帰した、青木宣親(ヤクルト)は西の前頭16枚目に”再入幕”となる。

新人選手は本番付の規定で、昨年のリーグの順位を元にランク付けされる。日本シリーズ優勝リーグである清宮幸太郎(日ハム)は東序ノ口5枚目に、安田尚憲(ロッテ)は東序ノ口6枚目、セ・リーグの中村奨成(広島)は西序ノ口筆頭となった。

相撲界の番付のルールに倣って格付けされる日本野球界番付では、新人選手はすべてが序ノ口で、どんなに活躍した選手でも十両に上がるには3年を要し、昇進にはコンスタントに成績を残すことが求められる。また、メジャーに「流出」した選手は番付から外す、など横綱に昇進するには長い道のりが必要となる。今回横綱に昇進した内川でも関脇2年、大関4年と昇進には時間がかかる。果たして来年の横綱昇進はあるのだろうか。

<格段の優勝者>
幕内:西前頭3 サファテ(ソフトバンク)15勝0敗
十両:東8枚目 菊池雄星(西武)14勝1敗
幕下:西3段目51 薮田和樹(広島)7勝0敗
序二段:西24枚目 桑原謙太朗(阪神)7勝0敗
序ノ口:東16枚目 源田壮亮(西武)7勝0敗
(選手の内訳は、幕下=42人、十両=28人、幕下140人、三段目240人、序二段=229人、序ノ口=144人)

<2018年日本野球界番付>

東       幕内    西
内川聖一(ソ)    横綱   ―――――――
松田宣浩(ソ)    大関  坂本勇人(巨)
サファテ(ソ)    関脇  丸 佳浩(広)
メッセンジャー(神)  同   秋山翔吾(西)
糸井嘉男(神)    小結  山田哲人(ヤ)
中田 翔(日)     同   浅村栄斗(西)

⇒【資料】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1452993

取材・文・撮影/遠藤修哉(本誌)

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