中学最速150km投手を攻略した宮崎県選抜が優勝。全国中学生野球

中学最速150km投手を攻略した宮崎県選抜が優勝。全国中学生野球

  • J SPORTS
  • 更新日:2018/09/26
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「第18回全国中学生都道府県対抗野球大会in伊豆」は、9月26日(水)に決勝戦を行い、宮崎県選抜の優勝で幕を閉じた。

本来は25日(火)に準決勝、決勝の計3試合を開催する予定だった。しかし降雨と落雷により、準決勝の第2試合が「サスペンデットゲーム」となり、決勝戦も含めて翌日へ順延されている。

◆準決勝第1試合
愛媛県選抜┃0 0 0|0 0 0|0 ┃0
オール茨城┃0 0 0|0 0 0|1×┃1

・愛媛:永井、佐々木、越智−嶋村
・茨城:飯田−川井

25日の準決勝第1試合はオール茨城と愛媛県選抜の対戦で、茨城が1-0で勝利している。茨城は好左腕・飯田真渚斗が先発し、7回を零封。

すると最終回となる7回裏、茨城は高沢春佑がショート強襲安打で出塁し、すかさず二盗を成功。

バントで一死3塁にすると、3番・大友玲穏の左前タイムリー安打でサヨナラ勝ちを決めた。飯田はスライダーが素晴らしく、これで今大会は2試合連続の完封勝利となっている。

*****

◆準決勝第2試合
宮崎県選抜┃0 0 0|3 0 0|0┃3
高知県選抜┃0 0 0|0 0 0|0┃0

・宮崎:夏田−大山
・高知:土居、森木−嶋村

第2試合は準々決勝まで無失点の堅守を誇る高知県選抜と、宮崎県選抜の対戦となった。

高知は土居彩人、宮崎は夏田峻作が先発。0-0出迎えた3回終了時点に悪天候で試合が中断する。サスペンデットゲームとして、26日に4回表無死から再開されることになった。

4回表、宮崎は2番・木村莉基が再開明けの初球をいきなりセーフティバント。これが投前内野安打となる。

3番・小玉准平も一塁前へドラッグバント気味に転がし、守備のミスを誘って無死1、2塁。さらに一死1、2塁から三盗で一死1、3塁からとすると、ここで土居が降板する。

レフトからマウンドに登ったのは森木大智。高知中のエースとして、8月の第40回全国中学校軟式野球大会を制している、184センチ・80キロの大型右腕で、中学軟式史上最速の150キロを計測している今大会No.1投手だ。

しかし、宮崎はその直後、三塁牽制の隙を突いて二盗を決め一死2、3塁とチャンスを広げる。直後に5番・藤原光陽の三振振り逃げから三塁走者が生還し、ついに先制。

宮崎はさらに6番・中竹伯仁の2球目から二盗を決めて一死2、3塁。すると中村は前進守備のレフト頭上を越えるタイムリー三塁打を放つ。

宮崎がバント、走塁で相手を揺さぶり、4回に一挙3点を挙げた。高知はこの3失点が響いた。宮崎は夏田が7回を完封し、3-0で決勝進出を決めた。

◆決勝戦
オール茨城┃000|000|0┃0
宮崎県選抜┃100|000|0┃1

宮崎:夏田−大山
茨城:志田、石井−川井

直後に行われた決勝戦は宮崎が夏田、茨城は左腕・志田有翼の先発でスタート。この大会は「1日7イニング以内」という投球回数制限を設けているが、サスペンデットゲームとなったことにより、最終日はこの制限が解除された。

1回表。宮崎は盗塁を絡めて二死2塁とすると、4番・峯田椋馬の三塁線を破るタイムリー安打で先制。

「ストレートだけ張って、気を楽にして打ちました」(峯田)という狙いから、フルスイングで引っ張った打球が先制点につながった。

茨城の先発・志田は球威、変化球とも素晴らしく、その後は終盤まで宮崎の反撃を許さない。

しかし、宮粼は夏田が準決勝に続いて好投を見せる。夏田は181センチ・75キロの体格に恵まれつつ、しなやかなスリークォーターのフォームから、手元で動く変化球を駆使していた。

夏田は準決勝の4イニングと合わせて11イニングを投げ切り、決勝戦も完封勝利を挙げた(※今大会は3試合全てで完封)。

松下幸政監督は試合後に「行けるところまで行けと言ったら、こういう形になりました」と説明していたが、最後まで投球内容に陰りは見えなかった。

今回の宮崎県選抜はセレクションが遅れ、旅費などの関係で選手数も14名と他チームより少ない編成だった。

また、サスペンデットゲームにより、日程面の難しさもあった。しかし、バント、走塁など野球の上手さでそのハンデを克服し、優勝を飾っている。

★全国中学生都道府県対抗野球大会
・準々決勝〜決勝を、J SPORTSオンデマンドで配信中

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