【子育て】やってはならない褒め方とは?マンネリ化しない「子どもに響く褒め方」のコツ

【子育て】やってはならない褒め方とは?マンネリ化しない「子どもに響く褒め方」のコツ

  • ウレぴあ総研
  • 更新日:2017/10/11
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「子どもは褒めて育てよ」とよく耳にしますが、どんな褒め方がいいのでしょうか。やってはならない褒め方ってあるのでしょうか?

やたら「偉いね」「お利口だね」などとワンパターンな褒め方をしていると、次第に「僕(私)をおだててやらせようとしている」と、子どもに見透かされることもあります。

我が子に対して褒め上手なママもいれば、そうではないママもいます。

自分が子どもの頃、親にあまり褒められた体験がない場合、“経験していないこと”を我が子の子育てで実行することは難しく、子どもの“良いところ探し”が出来ず叱ってばかりいたり…。

かといって「ダメ出しばかりではいけない」と感じ、苦し紛れに出た言葉がいつも「お利口だね」「偉いね」「すごいね」のワンパターンだと、子どもが調子にのり過ぎたり、「心のこもっていない社交辞令的な褒め言葉だ」と見破られたりします。

漠然と「褒めて育てよ」と言われても、どうしたらよいかわかりませんよね。

そこで今回は、『「テキトー母さん」流子育てのコツ』の著者の立石美津子が具体的な方法をお伝えします。

結果を重視する?過程を重視する?

書籍『「やればできる!」の研究―能力を開花させるマインドセットの力』に、こんな話があります。

スタンフォード大学の心理学教授がキャロル・S・ドゥエック(Carol S. Dweck)教授が小学生に行った実験です。

A・Bグループとも同じテストを出して

Aグループには「よくできたね。頭がいいわね」と結果を褒める。

Bグループには「よく頑張ったね」と努力を褒める。

結果、頭の良さをほめたAの生徒達は、新しい問題を避け、同じ問題を解こうとする傾向が強くなりました。ボロを出して自分の能力を疑われるかもしれない問題は、一切やりたがらなかったのです。

一方、努力(それをする過程)を褒められたBグループは、更に難しい問題にチャレンジし、積極的に挑戦する姿勢が見られたそうです。

このことから能力や結果を褒めるのではなく、プロセスを褒めることが大事であることがわかります。

子どもの下手な絵をどう評価するか

例えば、子どもの絵が作品展で入選したとしましょう。

「いい絵を描いたから、入選できたね。素晴らしいね」と絵の出来栄えに焦点を当てて褒めていたら、下手な絵を描いてしまったり、次回、入選しなかった場合は親にその結果を見せないでしょう。難しい絵に挑戦することもしなくなるでしょう。

だからと言って、下手な絵に対して「凄く上手に描けているじゃない」とはお世辞にも言えないですよね。

もし言ったとしても、「そうやって僕をおだてて」とか「ママは私に気を使っている」と子どもから見抜かれることもあります。

そんな時は親が嬉しそうにその絵を眺めて「絵を描いたんだね。ここに貼っておこうね」と壁に飾ってやればいいのです。「上手、下手」なんて評価しなくてもいいんです。

「親が認めてくれた」ことで、子どもにとっては励みになります。

テストの結果が悪かったとき、運動会でビリだったとき

テストの成績でも「100点とれて偉いね」、運動会の徒競走でも「優勝して立派だね」「他の子ども達よりもいい成績を残して立派だね」

このような「結果に対して評価する」褒め言葉しかかけていないと、一番になれなかったとき、子どもだけではなく、親側にも褒める材料がなくなるわけです。

こんな経験をしていくうちに、子ども自身も自分のことだけでなく、「負ける人間は価値がない」という風に周りの子を見下す感覚がついてしまいます。

成績が悪くても「残念な結果だったけれども、頑張って勉強していたもんね。それだけ勉強してきたんだから確実に学力はついているよ」

徒競走でも2番でも3番でも、たとえビリになっても「ずっと練習してきたんだから足の力は強くなっているね」と言ってやればいいのです。また「頑張って最後まで走ったね」と言葉をかけてやればいいんです。

「これ以上走っても一番になれない」とわかっても、途中で歩き出したりリタイアすることなく、最後まで歩くことなく走り続けることは素晴らしい行動だからです。

それから、「今度は頑張ったら絶対に100点がとれるよ」「来年の運動会は絶対に一等賞がとれるから」などと保証をするような励ましの言葉もよくないですよ。

マンネリ化しないように“アナウンサーのように実況中継”すればいい

子どもがご飯を食べた、ゴミを捨てたなどの行為を毎回、「偉いね」「凄いね」「お利口だね」ですと、マンネリ化してBGMのようになってしまいます。

そんな時は、子どもが出来る家事分担をさせて

「ゴミを捨ててくれたから、部屋が綺麗になって快適だわ~」
「いつも、食器を下げてくれるからママは助かるわ~」
「洗濯物のタオルを畳んでくれるから、ママはゆっくり新聞が読めるわ。ありがとうね」

また、「ご飯美味しかった?全部食べてくれて作り甲斐があるわ」

零したお茶を拭いていたら「わあ、零したの拭いているのね」と感動してやればいいのです。

これらのアナウンサーのような実況中継は、子どもをしっかり観察していなくては出来ないことです。関心を持ってくれている、いつも見ていてくれている、それだけで十分なのです。

子どもが赤ちゃんのとき「わあ、首が座った」「わあ、寝返りを打った」「わあ、ハイハイできた」など、子どもの行動を言葉に出して感激していませんでしたか?それと同じことを子どもが3歳になっても4歳になっても続けていきましょう。

まとめ

褒めるという行為は「あなたのこと関心を持っているのよ。認めているのよ」ということです。「お利口だね」「偉いね」「立派だね」ということではありません。結果が出なくても些細なことでもいつも気にかけ声をかけてやる、これだけで十分なのです。

「褒める=認める」のは見守っているからこそできること。「子どもは褒めて育てなくてはならない!」と気負わないようにしましょうね。

(ハピママ*)

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