わが子4人を訴えた73歳女性 「同居も世話も断られ、医療費も負担してくれない」(中国)

わが子4人を訴えた73歳女性 「同居も世話も断られ、医療費も負担してくれない」(中国)

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  • 更新日:2016/10/20
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中国の73歳女性、わが子4人に見捨てられたと訴える(出典:http://www.chinadaily.com.cn)

世界においても親を、特に母親を非常に大切にする子供が多いことで知られる中国。だからこそ「わが子に見捨てられてしまった」と感じた時の母親の失望感と苦しみ、悲しみは計り知れないのだろう。このほど四川省で…。

四川省成都市の彭州市(ほうしゅうし)で、「ひとり暮らしは孤独で寂しい」という73歳の母親(それ以上の情報は明らかにされず)がわが子4人を正式に訴えた。のどかな田園風景が広がる中、畑の一角に簡易なテーブルとイスがコの字型に設置され、裁判所から派遣された職員らの後ろに掲げられた横断幕には“彭州市人民法院”の文字が見て取れる。一家を知る人々が少し離れた位置から見守る中で裁判が行われたことを『chinadaily.com.cn』などが伝えている。

裁判で明らかにされた女性の要求は、基本的には

「長男一家と同居し、孫たちの世話をしながらゆっくり暮らしたい」

という中国農村部の多くの高齢女性が抱く気持ちとなんら変わらないものであった。

しかし長男をはじめ、ほかの3人の子供は裁判官の問いかけに首を横に振った。「長男に自分の持つ土地で畑仕事をしてもらいたい」「医療費を負担して欲しい」といった要求には誰もが渋い顔を見せ、「1人100元(約1,550円)ずつお小遣を母親に与える」という項目のみ子どもたちは合意した。

また「母親の誕生日や祝日など、家族で祝う日は実家に顔を出してほしい」という項目は子供たちの心がけや努力次第で十分に実現できるであろうに、彼らは簡単には首を縦に振らない。そうした温かい思い出を共有せず、母親を長く放置していたことがこのたびの情けない裁判につながったという自覚に欠けているようだ。

今年春には上海市で、仕事が忙しいことなどを理由に子が老いた親の世話をみない“親不孝”に関する新しい条例が誕生した。孤独に暮らしている親のもとに定期的に訪問することを義務付け、これを怠った子にはクレジットカードやローンなど信用取引上の情報機関に「信用するに値しない」を意味する黒い星が付けられることになるという。

出典:http://www.chinadaily.com.cn
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)

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