発熱があると、新型コロナウイルスへの感染を疑われる時代である。そのために、できるだけ発熱はしたくないと考えている人も多いようだ。
■「ここ1ヶ月以内に発熱」1割以下
しらべぇ編集部では全国10〜60代の男女3,140名を対象に調査したところ、全体の7.8%が「ここ1ヶ月以内に発熱した」と回答した。

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■微熱のために放置して
性年代別では、男女ともに年代が低くなるほどに割合が高くなっている。

微熱だったために、そのまま放置していた人も。
「熱を測ると、37.3度と微熱があった。不安になったけれど、微妙な数字だったのでそのまま様子を見ていたら、夜には平熱に戻っていた」(20代・男性)
「平熱が低いのに36.8度あり、少し焦った。ただこの程度で保健所や病院に連絡するのもどうかと思い、様子を見ていたら、普段の体温に下がったので安心した」(20代・男性)
■新型コロナで発熱に敏感に
新型コロナウイルスの流行で、多くの人は発熱に対して敏感になっている。
「このような状況で発熱したら、どうしていいかわからなくなる。まずはかかりつけ医に相談するべきだと言われているけれど、自分が行っている小さなクリニックで対応できるのか心配」(40代・女性)
「新型コロナウイルスが心配なので、毎朝、体温を測るようにしている。ただ無症状の人もたくさんいるだけに、自分がやっている検温に意味があるのかと、疑問に思えてきた」(30代・女性)
■この状況で発熱したくない
できる限り、発熱はしたくないと考えている人も多いようだ。
「さすがにこの状況下で、発熱は絶対にしたくないと思っている。新型コロナ由来の熱ではなくても、PCR検査をしないと判断がつかないし」(30代・男性)
「今の状況では、発熱したらすぐに新型コロナを疑われる。面倒なことになるのが嫌なので、今シーズンは人生で初めてのインフルエンザの予防接種を受けた」(20代・男性)
多くの人が発熱を恐れているのは、間違いないだろう。
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(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック)
【調査概要】方法:インターネットリサーチ「Qzoo」調査期間:2020年12月11日~2020年12月18日
対象:全国10代~60代の男女3,140名 (有効回答数)