40代から「生き方に差が出てくる」のはなぜか。5年後、10年後に、納得できている自分でいるために

40代から「生き方に差が出てくる」のはなぜか。5年後、10年後に、納得できている自分でいるために

  • mi-mollet(ミモレ)
  • 更新日:2022/09/26

若い頃は感じなかったのに、40代以上になると、「生き方に差が出ている」と感じることはありませんか?
中には、自分が欲しいものを持っている人に対して、嫉妬してしまう人もいるでしょう。
なぜ、40代くらいになると、生き方の違いが顕著に出てくるのでしょうか。

人生は、「何に時間と労力を費やしたのか」の結果

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学生時代は周りにいる友達と似たような環境なので、生き方にそんなに違いはありませんが、そこから20年以上、「何に時間と労力を費やしてきたのか」の結果が、40代くらいになると表れてきます。

たとえば、仕事で出世している人は、業務時間外のところで、仕事のための勉強や人脈作りに労力を使っていることは少なくありません。
いくつになっても若々しい人は、魅力を磨き、自己メンテナンスのための努力をしていることは多いし、幸せな家庭を築いている人は、パートナーといい関係でいられるような過ごし方をしています。

もちろんどんなことも努力をすれば必ず報われるとは言いませんが、がんばっていたら、それなりに力(実力、魅力)がついています。それが、別のところで役立つこともあります。

時間と労力を費やしたことで、意外な成果も

たとえば私は、子供の頃から30歳になるまでは、ずっと演劇で演じることに時間と労力を費やしてきました。四六時中、芝居のことを考えていたのです。
現在、私は女優ではありませんが、当時は役を演じるためにも、まずは「自分の内側を深く見つめること」を大切にしてきました。そして、自分の中にあるいい感情ばかりではなく、欲望や負の感情、トラウマを認識することで、「人間らしさ」を学んでいったところがあります。
それが、今、コラムを書くときに役立っています。

つまり、自分が望むような成功をつかめなくても、そのために努力してきたことが無駄にならないことは多いのです。
だからこそ、単に「結果」よりも、「過程(どんな時間、労力の使い方をするのか)」のほうが重要だと感じています。それが、「人生を作る」からです。
逆に、実力の伴わない抜擢(結果)は、一時期得られたとしても長続きしないですしね。

世の中には、自分が欲しいものを得ている人に嫉妬してしまう人は多くいます。そういう人ほど、今、この瞬間から気づいたほうがいいことがあります。

本当に欲しいものを手に入れられにくい人の傾向

「自分は欲しいものを得られていない」という人ほど、気づかないうちに、流されて生きていることが少なくありません。
たとえば、ただただ寂しいから、大して好きでもない相手と飲みに行くとか、暇つぶしのようにテレビやスマホをダラダラ見てしまうとか。そんな自分にとって“大切ではないもの”に時間と労力を使ってしまっているのです。

なんとなく生きてしまうと、本当に欲しいものを手に入れられにくいことも多いです。
特に仕事の面では、自分が無駄な時間を過ごしているときに、もしかしたらライバルはチャンスを得られるような努力をしていることもあります。
そこに気づかずに、ただただ嫉妬しているだけでは、その人に追いつくことはできないでしょう。

普通に生きていると、時間は永遠にあるように感じてしまいますが、実際は「有限」です。
日々の平穏な生活の中で「自分の死」を考えて生きる人は稀なので、意識する人はあまりいませんが、私たちは毎日、「“限られた命の時間”を使って生きている」のです。

つまり、時間と労力をかけて築き上げた仕事、家庭、人間関係、その他のものは、「自分の命を削った成果」だと言えるのです。
「今、自分の手元にあるものが、自分の命を削るほどの価値があったものなのか」を改めて考えてみるのは、大切です。もし、納得できないなら、今からでも時間の使い方を変えたほうがいいでしょう。

「能動的な意志」が大事

とはいえ、現代人は忙しいので、「自分の時間を思い通りにできない」と考えている人は少なからずいます。なかには、「お金を稼がなくてはいけないから、好きではない仕事だけど、そこに時間と労力を費やさないと仕方ない」と考えている人も。
もちろん好きなことで食べていける人は一握りです。ただし、自分の時間の過ごし方を会社や社会のせいだけにしてしまうのは、自分の人生に対して、受け身過ぎるかもしれません。
私たちは“捕らわれの身”ではないので、自分で選択はできるからです。

お金に限らず、時間にも価値があります。なによりも、「自分の人生」なのだから、自分の時間でどんな過ごし方をするのかは、能動的に決めようという意志をもつことが大切。
せめて仕事がオフの時間は、「自分が今後、どんな生き方をしたいのか」を意識して過ごすようにしたほうがいいでしょう。
それが、もしかしたら、自分の5年後、10年後を大きく変えるかもしれないのです。

ただし、一見、無駄だと思いがちな過ごし方をしていても、必ずしも悪いというわけではありません。それはどういうことなのか。

無駄のようで、実は無駄ではないことも

一見、無駄だと思いがちな過ごし方をしていたのだとしても、無駄ではないこともあります。
たとえば、「よく眠る人」と「寝る間を惜しんで、仕事のための努力している人」とでは、仕事という観点では、後者のほうが成功する可能性は高まりますが、前者のほうがよく寝ている分、健康で若々しいこともあり得ます。

また、友達が多い人は、人間関係を築くために時間と労力をかけてきています。特に「親友」と呼べるような心が通じ合える関係は、一朝一夕ではできるものではないですしね。
専業主婦だって、たとえ社会的な活動はしていなくても、子育てに時間と労力を費やすことで、子供はすくすく育っていたり、愛情を込めて家庭を整えてきた分、家族円満になっていたりします。
遊んでいるのがダメというわけでもありません。「楽しい時間」を過ごすことに労力を使ってきた人は、その分、素敵な思い出がうまれ、人生に彩りがあるでしょう。

物質主義の価値観を抱いていると、仕事の出世や貯蓄、結婚など、「目に見える形として得られるもの」ばかり見てしまいますが、実際は、それよりもっと大事なものを得られていることもあるのです。

特に、「他の人が持っていて、自分が持っていないもの」ばかりに意識を向けてしまうことはありがち。でも、今まで過ごしてきた時間によって自分だけが得られているものが、何かしら必ずあります。
それにきちんと目を向けることも大切ですよね。

私たちの今の人生は、「これまで自分が時間と労力を費やし、さらに命を削った結果」だと思うと、感慨深いですよね。
「今後、どんな時間の過ごし方をするのか」について、一度立ち止まって考えてみませんか? 5年後、10年後に、納得できている自分でいられるといいですね。

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前回記事「都市部、郊外、田舎...結局、どこでの生活が快適なのか。すべての願いを叶える「理想とする住み方」とは?」はこちら>>

コラムニスト・ひかり

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