「アンナチュラル」「MIU404」も...新井順子×塚原あゆ子のタッグが手掛ける「最愛」

「アンナチュラル」「MIU404」も...新井順子×塚原あゆ子のタッグが手掛ける「最愛」

  • WEBザテレビジョン
  • 更新日:2021/10/14
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吉高由里子 ※ザテレビジョン撮影

「アンナチュラル」「MIU404」「中学聖日記」(すべてTBS系)など、数々の名作を世に送り出してきた“プロデューサー・新井順子×監督(演出)・塚原あゆ子の黄金コンビ。そんな2人が新たに手がけるのが、10月15日スタートのドラマ「最愛」(TBS系)である。

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吉高由里子が主演を務める「最愛」は、殺人事件の重要参考人になった実業家・梨央(吉高)と、梨央の初恋相手で、事件の真相を追う刑事・大輝(松下洸平)、そして梨央を守ろうとする弁護士・加瀬(井浦新)の3人を中心に展開していくサスペンスラブストーリーだ。

新井氏が、「初恋を絡めたオリジナルサスペンスを制作しよう」と思ったのは、2019年放送のドラマ「わたし、定時で帰ります。」(TBS系)で、吉高とタッグを組んだことがきっかけになっているという。

新人だった岡田健史を起用、先見の明を持つ新井順子氏

新井氏は、かなりの先見の明を持つ人物だ。たとえば、2018年放送のドラマ「中学聖日記」では、全くの新人だった岡田健史を、有村架純の相手役に抜てきした。黒岩という役柄は、田舎から出てきたばかりの野球少年が演じたからこそ、擦れていないピュアさが視聴者にも伝わったのではないだろうか。

演技経験のない新人俳優に、いきなり準主役ポジションを任せるのはリスクもあったことだろう。だがドラマ公式サイトによると、新井氏は「岡田くんの存在感は独特に光る」と評し、塚原氏がマンツーマンで演技指導を行ったという。新井氏が光を見出し、塚原氏が大事に磨いた岡田健史はその2年後、新井氏と塚原氏がタッグを組んだ「MIU404」にも再び起用された。

さらに、米津玄師に初めてドラマ主題歌を依頼したのも、新井氏×塚原氏チームである。米津が制作した「アンナチュラル」の主題歌「Lemon」は、言わずもがなヒット曲となり、MVのYouTube再生回数は、日本人アーティスト最多となる7億回を突破している。

「アンナチュラル」は、“法医学ミステリー”と題した作品なだけあり、胸が苦しくなるシーンが多かったが、終盤に「Lemon」が流れると、暗闇に光が差し込んだような気分になったものだ。米津の才能ももちろんだが、「心に寄り添うような楽曲」と新井氏がリクエストしたからこそ、作品の流れを変える名曲に仕上がったのではないだろうか。

塚原あゆ子氏の、細部までこだわり抜いた緻密な演出

また、塚原氏は細部までこだわり抜いた緻密な演出が光る。2019年放送の「グランメゾン東京」(TBS系)では、とくにそれが顕著だった。繊細にこだわって撮影したのが伝わる美しい調理シーンや、店に来る客までリアルに見える演出。同作に出演したKis-My-Ft2の玉森裕太は、「(塚原氏は)映るか映っていないか、わからないくらい奥のほうのエキストラさんにも演出を付けていた」と明かしている。

それ以外にも、「中学聖日記」で用いた魚眼レンズや、「夢中さ、きみに。」(MBS)のイチョウの木が降り注ぐシーンなど、塚原氏の作品にはすべて、印象に残る演出が散りばめられている。

10月スタートの「最愛」では、新井氏の斬新な発想と塚原氏の繊細な演出が、どのような化学反応を起こすのか期待が高まる。

文=菜本かな

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