非常食にもなる冷凍「おにぎり餅」 もちの新たな食べ方提案

非常食にもなる冷凍「おにぎり餅」 もちの新たな食べ方提案

  • 日本食糧新聞電子版
  • 更新日:2020/05/23

モチクリームジャパンは、もちの新たな食べ方を創造する冷凍「おにぎり餅」を1日、新発売した。冷凍庫から出して自然解凍するだけで、もちもち食感が得られ、ワンハンドで食べられる。解凍後3日間の常温保管が可能で、この間やわらかさが持続するため、災害用非常食にも最適だ。「おにぎり餅」というジャンルはもとより、主食になる惣菜系冷凍もち加工品は業界初となる。

製法は、もちアイスクリームを展開する同社が、時間がたっても固くならない独自もち加工技術を駆使した。自然災害が多発する昨今にあって、この技術を生かし、ライフラインが途絶えても、自然解凍でいつでもどこでも食べられる商品を模索する中で、誰もが好み、裾野の広いおにぎりを想起したという。

今回、コンビニおにぎりで人気の「ツナマヨ」と「明太マヨ」「鮭マヨ」3品を発売。今後、梅や昆布などの定番具材に加え、もち麦、雑穀入りといった健康系、SNSで話題の個性派おにぎりなど商品開発は自在だ。

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おにぎり餅ツナマヨ

そもそも、もちは炭水化物を多く含むため、栄養補給にぴったりで腹持ちが良い。特にマラソンなど持久力を必要とするスポーツにも最適で、同社の製品が、オリンピック選手村での採用も決定していたという。

海老澤靖専務は「コロナ禍で家庭用冷凍食品の需要が急拡大している追い風もあるが、発売と同時にイオン系スーパーの店舗にすでに並んでいる」と胸を張り、若者中心にもちを食べる人が減る中、新たな食べ方や食シーンを創造し、「もち食文化を次世代につなげたい」と意欲を見せる。

その一方で、時間がたつと固くなるコメのおにぎりとは異なり、軟らかさが持続するため、コンビニなどの惣菜おにぎりにも最適で、新たなジャンルの商品としてポテンシャルは高く「多様な分野の企業とアライアンスを組みたい」(同専務)とし、取組み先を模索している。

3品とも、約100gのもちが2個と焼き海苔4枚入りで、メーカー希望小売価格298円(税別)。

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