朝ドラ「ブギウギ」出征する六郎(黒崎煌代)にガンダムを重ねる視聴者続出「『アムロ、行きます』もそういうことか」

朝ドラ「ブギウギ」出征する六郎(黒崎煌代)にガンダムを重ねる視聴者続出「『アムロ、行きます』もそういうことか」

  • iza!
  • 更新日:2023/11/21
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左から、花田六郎(黒崎煌代)、花田ツヤ(水川あさみ)。花田家の寝室で、出生を前にした六郎と愛おしそうに話すツヤ(C)NHK

NHK連続テレビ小説「ブギウギ」の第37話が21日、放送され、出征していく花田六郎(黒崎煌代)が口にした「行ってまいります」という別れのあいさつにさまざまな反応が寄せられた。

戦後の大スターで「ブギの女王」として人気を博した歌手、笠置シヅ子さんをモデルに、主人公の福来スズ子(趣里)が多くの困難を乗り越えて歌手の道を突き進み、人々に勇気と希望を与えていく姿を描く朝ドラ。現在、第8週「ワテのお母ちゃん」(第36~40話)が放送中で、昭和14(1939)年、ドイツがポーランドに侵攻して第二次世界大戦が勃発し、日本も日中戦争のさなかにあるなか、スズ子の弟で、大阪・福島の銭湯「はな湯」を営む両親と暮らす六郎に召集令状が届いた。この日の放送で、六郎が頭を丸め、父、梅吉(柳葉敏郎)とはな湯の常連客たちに見送られて出征した。六郎は、姿勢を正して敬礼しつつ「花田六郎、行ってまいります!」とあいさつしたが、常連客の一人、アサ(楠見薫)が「『まいります』はあかんで。生きて帰るつもりに聞こえるらしいわ。ワテの息子も『行きます』言うて行ったんや」とダメ出し。六郎は納得して「花田六郎、行きます!」と言い直し、すすり泣く梅吉と抱き合って別れを惜しんだ。

戦時中の世間の雰囲気を表現したこのやりとりに、驚く視聴者が続出。SNSには、「行ってまいります、がアカンの!?」「『行ってまいります』は生きて帰りますという意味を含むのか…」「そんなことまで(号泣)」「だれが言い出したんや」「『行ってまいります』でええやん…」といった感想がズラリと並んだ。「やな時代だな~。帰ってきてほしいよ」「行ってしまった…無事に帰ってきて…というか行かないで」など、六郎の無事帰還を祈るコメントも少なくなかった。

また、人気アニメ「機動戦士ガンダム」の主人公、アムロ・レイが出陣する際、「アムロ、行きます!」と言いながら飛び立つことから、「ガンダムの『アムロ、行きます』もそういうことだったのかな」「ガンダムでも『アムロ、行きまーす』。今になってわかる重い言葉」とポストする視聴者も見受けられた。

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