池袋『氷連』のふわふわかき氷は最後までおいしいのが自慢!攻めたメニューが豊富に揃う進化系のかき氷専門店

池袋『氷連』のふわふわかき氷は最後までおいしいのが自慢!攻めたメニューが豊富に揃う進化系のかき氷専門店

  • さんたつ by 散歩の達人
  • 更新日:2022/11/25

池袋西口から徒歩8分のかき氷専門店。かき氷は3層の氷で作られており、ビジュアル映えするシロップやトッピングだけでなく、氷の中にもバラエティ豊かな具が閉じ込められているのが楽しい。水っぽくならず最後までおいしく食べられる工夫や、口当たりのやわらかい氷を作るための温度管理など、さすがは専門店とうなるような内容が満載だ。

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一体何種類あるの?と思うほど豊富なメニュー。まだまだ増え続ける

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半地下にあり、落ち着いた照明の店内。

かき氷ブームといわれ始めたのはもうかなり前のこと。1年中かき氷を提供する店や専門店もずいぶん増えてきたが、この店ほどメニューの多い店も珍しいのではないだろうか。2022年6月のオープン時は6種類だが、次々と新しいメニューが生まれ、現在は20種類以上。追加できるトッピングもあるのでバリエーションはものすごく豊富だ。

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これはトッピングのほんの一部。

完熟りんごとバーナーで炙ったブリュレが楽しめる『完熟りんご焼きブリュレ』1800円や、濃厚ピスタチオシロップと生イチゴシロップをかけた『ピスタちご』1800円、ブルーベリーの入ったレアチーズソースと砕いたパイがのった『ブルーベリーチーズパイ』1600円……。これらはメニューのほんの一例。「よくぞ」と思うようなメニューがずらりと用意されている。

機械と氷と温度。3つのこだわり

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かき氷機「SWAN」。

まずは機械のこだわりから。かき氷店でよく使われているのが「SWAN」または「はつゆき」という機械だ。かき氷店でもたいていはどちらかの機械を使っている。この店には両方の機械があり、ためしたうえでより最適なSWANを採用。「SWAN」はふわふわの氷に仕上がるので、こちらの出番が多いとのこと。

じゃあこのかき氷機を使えばすぐおいしいかき氷ができるのね……。ちょっと待った!ことはそれほど簡単ではない。大事なのはおいしい氷であることと、氷の温度管理だ。

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ふわっとした氷がこぼれんばかり。

こだわりその2は氷。製氷工場から仕入れる純氷を使用している。純氷とは、不純物を取り除いた良質な水を48時間かけてゆっくりと凍らせた美しく透き通った氷だ。無味無臭なので、トッピングやシロップの味を堪能するのにぴったりだといわれている。

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メニューによってはバーナーで炙るものも。温度管理は慎重だ。

それでは3つめのこだわり、温度管理とは。溶けないようにすればいいんじゃない?という声も聞こえてきそうだが、「どんなかき氷を作りたいか」によって、氷の温度も変わってくる。冷凍庫から出したての氷で作ると、かき氷は固くガリガリしたものになってしまう。この店では、かき氷を作る2〜3時間前に冷凍庫から出し、発泡スチロールの箱で保管。氷の温度が少し上がるため、ふわふわの氷が作れる。しかし、気温や湿度の変化もあるので安定したかき氷を作るのはなかなか大変だ。いやはや、これはもう「たかがかき氷」なんて口が裂けてもいえない。

のっているのはなんとかぼちゃのコロッケ!作り方にも工夫アリ

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小さなかぼちゃのコロッケがちょこんと2つのる。

かぼちゃのコロッケがのるというだけでもかなり攻めたメニューの『ふたごのかぼっけ』1600円。あまじょっぱいシロップがたっぷりかかるというからますます驚きだ。どのようにしてかき氷を作っているのかをレポートしていこう。

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1回目のかき氷の上にトッピングを入れたところ。カボチャのペーストと砕いたクッキー生地のクランブルが見える。

キンキンに冷やした器にカボチャのペーストを入れ、さらにその上にかき氷3分の1量を削る。その上にもう一度カボチャペースト、くるみ、クランブル、みたらしシロップをかける。

形が丸くなるように整え、2度めのかき氷をかく。その上に、小粒のあられ、みたらしシロップをかける。

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3度めのかき氷が終わった後の整形。ほぼ完成に近い。

再度、形を整えてから3度目のかき氷を削る。トッピングやシロップがはみ出さないようにかき氷で全体を閉じ、丸くきれいに整形。

かき氷全体にみたらしシロップをかけ、その上からカボチャのペーストをのせ、塩キャラメルシロップをかける。カボチャの種をトッピングし、生クリームで台を作った上に揚げたてのカボチャのコロッケ2個をトッピングして完成!

本当に工程が多く、作るのは技術も必要だ。書き起こしてみて改めてびっくりすることばかりだ。

結構合う!あまじょっぱいかき氷と揚げ物

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高さは25cmくらい。ボリュームたっぷりのビジュアル。

全体はみたらしシロップの薄茶色、上にのったカボチャのペーストの黄色との色合いがきれいだ。てっぺんにちょこんとのったカボチャのコロッケが神々しい。

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コロッケは揚げたてで熱々。

氷が溶けてしまう前にコロッケ部分をすくってぱくり。おっ、揚げたてサクサクで熱い!だけど下は氷でひんやりふんわり……。なんとも不思議な心持ち。その上、ほんのり醤油風味を感じるあまじょっぱいシロップがかかっているので実に微妙な味だ。しかし!合うか合わないかといったら不思議と「合う」のだ!

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断層の中に封入されたシロップやあられが見える。

カボチャのペーストとみたらし味に塩キャラメルが入り、甘いとしょっぱいが至るところで渾然一体となる。あられやくるみのカリッとした食感もいいアクセントだ。冷たいのに氷はふわふわなのでキーンとなりにくいのもうれしい。

食べ進めると、最初に入れたカボチャペーストが出てきた。本当に最後まで水っぽくならずにおいしく氷を楽しめる。作り方といい、味といい、これはもう間違いなくかき氷の進化系。驚きの連続だった。

新たなメニューとイベントが満載。ますます見逃せない

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温かいお茶はいつでも飲み放題。これはうれしい。

かき氷マニアを称して「ゴーラー」と呼ぶそうだ。ゴーラーにとっては、気温が下がってくる秋から冬が本当のかき氷シーズン。日々新しいメニューや限定のメニューが出てくるこの店を必ずチェックするゴーラーも多いという。温かいお茶とホカロンがいつでも使い放題なのも人気の秘密かもしれない。

イベント開催も積極的だ。とくに食べ放題イベントは全商品が対象になるため大人気で、なんと6杯食べるツワモノもいたそう。何回かの開催を経て、現在は「60分 全メニュー食べ放題4500円」としてレギュラーメニュー化した。

マスクメロンが豪快にのっていたり、柿と生ハムの上に胡椒、バジル、オリーブオイルがのった商品など、まだまだ攻めた姿勢は変わらない。これからの進化はどんな方向だろう。楽しみしかない。

氷連(ひょうれん)
住所:東京都豊島区西池袋5-28-3 ノアビル 1F/営業時間:10:00~19:00(18:30LO)/定休日:不定/アクセス:JR・私鉄・地下鉄池袋駅から徒歩8分。地下鉄要町駅から徒歩4分

取材・⽂・撮影=ミヤウチマサコ 画像提供=氷連 構成=アド・グリーン

アド・グリーン
編集プロダクション
1982年創業の編集プロダクション。旅行関係の雑誌・書籍、インタビューやルポルタージュを得意とし、会社案内や社内報の経験も多数。企画立案から、取材・執筆、デザイン、撮影までをワンストップで行えるのがウリ。

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