単体で電話できるようになった新『Apple Watch』はiPhoneなしでどこまで使える?

単体で電話できるようになった新『Apple Watch』はiPhoneなしでどこまで使える?

  • @DIME
  • 更新日:2017/10/12
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新しい『iPhone X』、『iPhone 8/8 Plus』と同時に発表された『Apple Watch Series 3』。単体で電話やメッセージを受信できるようになったGPS + Cellular(セルラー)機能付きのモデルが注目されているが、他モデルも心拍数アプリケーションが新しくなり、安静時やワークアウト後の回復期など、心拍数を詳しく把握できるようになった。日本のプールでは使用制限されることが多いけれど、プールスイミング時のアクティビティを記録する機能も搭載している。

新型『Apple Watch』のセルラー版は実際、『iPhone』なしでどこまで使えるのか。『iPhone 8』と一緒に試してみよう。

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■とはいえiPhoneと連携させてメールや通知を確認する

『Apple Watch Series 3』のセルラー版は単体で電話を受けられるようにはなったが、そうはいってもまずは、iPhoneと連携させて使うのが基本だ。今回は最新の『iPhone 8』と連携させたが、『Apple Watch Series 3』のセルラー版は、iOS 11以降を搭載したiPhone 6以降と連携させて使える。同じGPS版なら、iOS 11以降を搭載したiPhone 5s以降で使える。

接続作業はとても簡単。『Apple Watch』の画面に出てくる、もやもやと動く映像をiPhoneでかざして読み取れば連携できる。アップルの製品は単なる設定をゲーム感覚で面白く見せてくれる。

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『Apple Watch』に霧のような映像が出てくるので、『iPhone 8』でそれを読み取るとペアリング(連携)できる。

『Apple Watch』の設定は基本、iPhoneに入っている「Watch」アプリで行う。時計のデザイン変更や、ワンタップで起動できるアプリなどの設定、Suicaやクレジットカードの移動、音楽の転送などが、このアプリを使うと簡単にできる。

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連携させるとiPhoneのカレンダーに登録した予定やリマインダー、メールなどが『Apple Watch』から確認できるようになる。ちなみにSiriを使って音声でも確認できるので、お試しあれ。

■新型『Apple Watch』だけでOK(01)
電話ができる

セルラー版の『Apple Watch』は、モバイル通信をするために必要となるSIMが組み込まれている。これは「eSIM(イーシム)」と呼ばれ、電話番号をオンライン経由で登録すると、『Apple Watch』だけで電話を受けたりかけたりできるようになる。iPhoneを持たずに通話できるので、身軽でいたいスポーツ時などに便利な機能だ。

初期設定中にサービスの利用設定ができるし、後からWatchアプリの「モバイル通信」メニューからも設定できる。

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ただ、モバイル通信は電池を多く消費するので、iPhoneと接続が切れたときにのみモバイル通信を行うようだ。近くにiPhoneやWi-Fiがあるときは、優先的にそちらに接続している。また、Watchのコントロールセンターからモバイル通信のオン/オフを切り替えることできるので、電池を節約したいときはオフにするといいだろう。

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相手の声はWatchのスピーカーから聞くことができ、自分の声はWatchが口元になくても相手に聞こえている。ただ、スピーカーホンはプライバシー面の問題があるので、マイク付きBluetoothイヤホンの利用がお勧めだ。

■『Apple Watch』だけでOK(02)
活動量、心拍数を測る

「アクティビティ」アプリも『Apple Watch』単体で使える機能のひとつ。立ち上がった回数、活動量、エクササイズをした時間を表示してくれるので、運動好きには使い勝手がいい。運動量は3種類のリングで示され、円になるほど目標に近づいたことになる。目標を超えると二重になる。

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一方、「ワークアウト」アプリは、ウォーキング、ランニング、サイクリング、室内ランニング、プールスイミングなどの時間、距離、カロリーらを記録する。メニューを選んでオンにすると記録を開始し、運動が終わったらアプリも終了させるという使い方だ。対応する運動はバラエティに富んでいる。

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なお、ワークアウト終了後も3分間は心拍数センサーが動いていて、心拍数の回復を測定することができる。「心臓のアイコン」をタップするとリアルタイムで回復状態が表示される。心肺機能が優れている人ほど心拍数の回復が早いといわれており、自分の回復の様子を目で見て確認できるのは興味深い。

■『Apple Watch』だけでOK(03)
音楽を聴く

『Apple Watch』内に音楽を保存すると、Bluetoothヘッドホンやスピーカーを接続することでお気に入りの曲が楽しめる。特にセルラーモデルは内蔵メモリが16GBとGPSモデルの2倍。たくさんの音楽を取り込んで聴けるようになった。

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とはいっても、楽曲を際限なく取り込んでいると、いつかはメモリがいっぱいになってしまう。メモリを圧迫することなく、もっとたくさんの音楽を聴きたいなら、間もなくサービスが始まる「Apple Music」のストリーミングがお勧めだ。『Apple Watch Series 3』のセルラー版なら、いつでもどこでも単体で音楽を聴ける。電池は消費するだろうが、4000万曲もの膨大な楽曲を『Apple Watch』だけで聴けてしまうのは楽しみだ。

■『Apple Watch』だけでOK(04)
Apple Payで買い物する

新型『Apple Watch Series 3』とApple Watch Series 2(アップルのウェブサイトでは販売終了)にはFeliCaがあるので、SuicaやクレジットカードをApple Watchに登録して、改札を通ったり買い物をしたりして、おサイフケータイのように使うことができる。

登録はiPhoneを使おう。iPhoneのWatchアプリで使いたいカードを選んで、『Apple Watch』に「追加」するだけ。いたって簡単だ。

お店での支払い方法も簡単で、こちらは『Apple Watch』だけでできる。『Apple Watch』の横についているボタンをダブルクリックしてカードを選び、画面を読み取り機にかざせばOKだ。「エクスプレスカード」に登録すると、サイドボタンをダブルクリックしなくても利用できる。Suicaを登録しておけば、Suicaカード同様、改札に『Apple Watch』をかざすだけで通過できる。

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■『Apple Watch』だけでOK(05)
地図機能を使う

『Apple Watch』は現在地の周辺を調べたり、経路を調べてナビ機能を利用したりもできる。通信機能を持った新型の『Apple Watch』セルラー版なら単体でも調べられる。Siriに「ここはどこ?」「○○駅までの経路を教えて」というように尋ねると、現在地やルートを教えてくれる。

画面は小さいけれど、現在地を地図上で確認ができ、さらにデジタルクラウン(竜頭)を回して地図を拡大縮小できるので、意外に見やすい。ナビだって正確だ。また、「検索」から「食べる」「買い物」などのカテゴリをタップすると、レストランやコンビニなど、行きたい場所を調べることもできる。

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■『Apple Watch』だけでOK(06)
アラーム、タイマー、ストップウォッチ

アラームやタイマー、ストップウォッチ、世界時計も単体で利用できる。そもそも時計であるから、使いやすいのは当然だ。

もちろん、iPhoneと連携しているときに使っても便利だ。iPhoneのアラームが鳴ると『Apple Watch』に通知が届き、Watchでスヌーズしたりオフにしたりできる。

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■『Apple Watch』だけでOK(07)
リモコンとしてリンクさせる

『Apple Watch』の「Remote」アプリは、同じWi-FiにつながれているPCやMacとリンクして「iTunes」の音楽再生をコントロールできる。同じく『Apple TV』のリモコンとして使うこともできる。離れた場所にいても再生、停止、早送り、早戻しなどが可能になり、意外と重宝する。

また、『Apple Watch』の「カメラ」アプリを使うと、iPhone のカメラを起動し、遠隔でシャッターを切ることができる。タイマーを使って撮影することも可能だ。撮った写真はiPhone の「写真」アプリに保存されるが、『Apple Watch』でも確認できる。

さらに「ホーム」アプリを使うと、照明やドアロックなど「HomeKit」に対応したIoT機器をコントロールできる。

『iPhone 8』と新型『Apple Watch』という、最先端な組合せを試してみたが、セルラー版の新型『Apple Watch』は電話であり、スマートウォッチであり、高性能な活動量計でもあることが再認識できた。iPhone なしでも使える機能が増え、従来の『Apple Watch』と比べて各段に便利になった。

手首に着けられる最新ガジェット。ぜひ使いこなしてみよう。

取材・文/房野麻子(S)

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