Amazonプライムデー、2018年の目玉は? 社長に直撃!

Amazonプライムデー、2018年の目玉は? 社長に直撃!

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  • 更新日:2018/07/13
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アマゾンジャパン ジャスパー・チャン社長

毎年、おトクなバーゲン品が時間ごとに登場し、夏の風物詩にもなりつつあるAmazon「プライムデー」。4回目となる今年は、7月16日正午からスタート予定。今回もアマゾンはプライムデーに向けて、さまざまな仕掛けを用意している。そこでアマゾンジャパンのジャスパー・チャン社長に、プライムデーの狙いなどを聞いた。

――そもそもプライムデーを始めたきっかけなどを教えてください

ジャスパー・チャン氏(以下チャン氏):2015年、アメリカでアマゾンが誕生した20周年を祝うイベントというのが、プライムデーをスタートした理由のひとつです。それも自分たちだけで祝うのではなく、会員の人たちに感謝の意を表そうというものでした。

もちろん、「多くのお客様にプライム会員になっていただきたい」という目的もあります。Amazonプライムのプログラムでは、会員向けにさまざまな特典を提供しているものの、その特典をご存知ではないユーザーも多くいらっしゃいます。そこで、Amazonプライムの特典を体験していただき、お得に買い物ができる期間としてプライムデーを楽しんでいただきたい。

また無料体験をご用意することで、プライムデーをきっかけにAmazonプライムの会員でない方にも、トライアルとして特典を体験していただきたいという、狙いもあります。これは日本だけでなく、そのほかの地域でも共通です。

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今年はスタート日の7月16日が祝日にあたり、より購入しやすいスケジュールだ

――プライムデーは時間ごとに新しい商品が追加されるなど、皆が注目するイベントです。なぜ、多くの人が働いている「平日開催」なのでしょうか?

チャン氏:今年は7月16日の正午からスタートということで、日本では祝日のため特別ですね。これはたまたまなのですが世界中で祝日は違いますし、どこかの国のカレンダーに絞るわけにはいきません。より多くのユーザーにとって素晴らしい日、楽しい日になるように願ってスケジュールは設定してます。

――商品のラインアップや特別イベントなど、毎年いろいろ楽しい仕掛けを用意されていますが、準備期間はどのくらいなのでしょうか?

チャン氏:その年のプライムデーが終わったら、すぐ次の計画を進めています。おおよそ1年ほどかけて進めるプロジェクトです。特に商品やベンダー、パートナーとの準備は、アマゾンの対応できるキャパシティなども含めて、半年ほどかけて準備をしています。

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阪急梅田駅BIGMAN前広場に設置される巨大なAmazonボックス

今年のプライムデーのワールドワイドなテーマとして、「Unboxing(開封)」を掲げています。このテーマをもとに、各国のPRチームがエキサイティングなイベントを計画しています。日本では「プライムデー 体験イベント」として、羽田空港をはじめ、東京のJR品川駅や大阪の阪急梅田駅に巨大なAmazonボックスを展示しています。羽田空港と阪急梅田駅のAmazonボックスからは、プライムデーの目玉商品展示コーナーも登場するので、まさに「Unboxing」なイベントになっています。

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羽田空港国内線旅客ターミナルでは、プライムデーの目玉商品を展示

――羽田空港をイベント会場に選んだのはなぜですか?

チャン氏:羽田空港の設備が優れているというのが理由のひとつですが、それ以外にも夏休みが近いので、旅行の計画をたてている方も多いだろうと。さらに羽田空港を利用される方たちは、東京以外のところに行かれる方も多いでしょうし、東京以外の方々もいらっしゃる。そこでイベントについて紹介ができれば、より多くの人にプライムデーについて知ってもらえるのではと考えました。

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商品掲載ページへアクセスできる「Amazonスマイルコード」は、公式アプリかスキャンして使用する

――今年のプライムデーについて、去年と違うポイントがあれば教えてください。

チャン氏:今年は7月16日正午から17日23:59の36時間です。去年は30時間でしたので、6時間延びています。より長い時間、プライムデーを楽しんでいただきたいと考えて、アクセスできる時間を増やしています。

また昨年以上にセール品を用意しており、特選タイムセールの予定もあります。グローバルではトータルで2倍の商品を用意していますし、日本も昨年より商品は多くなる予定です。

Amazonスマイルコードの導入も、今年のプライムデーの特徴のひとつです。AmazonスマイルコードはQRコードに似たサービスで、スマートフォンのAmazon公式アプリからスキャンすることで、手軽にAmazonでの販売ページにアクセスできます。羽田空港などのイベント会場では目玉商品の展示とともに、このAmazonスマイルコードも掲示しているので気になるアイテムを見つけたらすぐにその商品を購入できるわけです。

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ポイントサービスは日本だけのオリジナルだが、プライムデーではさらにボーナスポイントが付与される

――各国で実施されているプライムデーですが、日本独自のユーザーの特徴やサービスというのはあるのでしょうか?

チャン氏:全体的に見てて日本の場合は、夜の遅い時間帯からアクセスが活発になり、だいたい深夜まで続くという状況になっています。ほかの国は、夕食時のアクセスが一番多いです。

そのため、夜の遅い時間帯から深夜に勢いが増していくということで、注目商品やオススメの商品をこの時間帯に投入することもあります。

またもうひとつ、日本では特に「ポイントキャンペーン」に力を入れています。ポイントサービス自体、日本にしかないオリジナルのサービス。今年はプライム会員の方がAmazon Mastercardゴールドを利用し、キャンペーン中に対象商品から1万円以上をお買い上げいただくと、Amazon Mastercardの還元率とあわせて最大10%のポイントアップキャンペーンも予定します。

――Eコマースのバーゲンでは、元値を実際より高く設定して割り引き感をだす「二重価格」が問題となることもありますが、プライムデーではなにか対策はされているのでしょうか?

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チャン氏:もちろん対策はとっていて、販売価格については慎重にチェックしています。プライムデーの販売価格はアマゾンで設定する場合と、販売店で設定する場合があります。我々はガイドラインを作成していて、そこから逸脱がないかチェックしています。プライムデーには多くの商品がラインアップしていますが、販売価格のチェックには機械学習も活用し、効率良くすべてをチェックしているので、信用できる価格です。

また機械学習は、配送などにも活用しています。プライムデーの開催で配送の総量も増えますが、遅延などがないように機械学習で作成したデータをパートナー企業にも提供しています。そのためパートナー企業も準備を速やかに進められますし、コストも低減できていると思います。こういった準備のため、プライムデーの準備期間は長いわけです。

――Amazonにはまだ日本には入ってきていないサービスも多くあります。特にAmazonロッカーは再配達問題など日本が注力している「働き方改革」などにもマッチしています。そういったサービスを、プライムデーとあわせて導入する予定はありませんか?

チャン氏:日本にまだ導入されていないサービスに関しては、ひとつずつ判断して検討しています。いつのタイミングが一番適しているのか、日本の商習慣にとって適切で妥当なものになるのかなど、ひとつひとつ検討しているので、現時点でプライムデーに合わせて提供する計画はありません。Amazonロッカーに関しても、再配達を少なくするひとつの方法であるとは思っていますが、あくまでひとつの選択肢であって、そのほかの可能性も検討して決めていきたいと考えています。

■関連サイト

Amazon.co.jp

プライムデー

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