[MOM794]東洋大FW室井彗佑(4年)_前橋育英出身FWが“桐一キラー”ぶりを発揮

[MOM794]東洋大FW室井彗佑(4年)_前橋育英出身FWが“桐一キラー”ぶりを発揮

  • ゲキサカ
  • 更新日:2022/05/14
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[大学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]

[5.14 関東大学L1部第6節 桐蔭横浜大0-4東洋大 保土ヶ谷]

高校時代の対戦を思い出した。「プロが決まっていたので、意識しました。試合中も少し話をしたけど、勝てて良かったです」。群馬県の名門、前橋育英高出身の東洋大FW室井彗佑(4年)は、同県のライバル校である桐生一高出身のDF中野就斗(4年=広島内定)がいる桐蔭横浜大相手に2発を決めて、大勝に導いた。

“桐一キラー”だったという。高校3年時のインターハイ予選決勝では、先制のヘッドを叩き込んで勝利に導くと、選手権予選の決勝でも後半アディショナルタイムの決勝弾を含む2ゴールで、ディフェンディングチャンピオンとしての全国大会の切符を手繰り寄せていた。

相手に中野がいると燃えるのか。前半5分に相手に退場者が出たことで試合を優位に運んだ東洋大は、同17分に左サイドの崩しから室井がワンタッチで流し込んで先制点を記録。さらに同38分にはまたも室井が左足でゴールネットに突き刺した。

ただ中野も中野で前橋育英戦は得点を決めるなど、当時は相性の良さをみせていた。「決めたときは『桐一キラーやな』って言われたけど、『お前もな』みたいな話をしました」。試合が止まった時間帯にみせた笑顔の訳を充実の表情で明かした室井。4年ぶりのピッチでの再会となった一戦は、またも室井に軍配が上がった。

「1点目は相手がニアに行ったので、マイナスが空くかなと思った。そこにシオン(押久保汐音)が出してくれたので、決めるだけでした。2点目は自分がボールを持った時に下がったので、思い切って狙おうと思った。後半にもチャンス?あそこで決めきれるのが、チームを助けることになるので、そういったところを決めきれる選手になりたいです」

1部リーグを戦った1年生の頃もトップチームでの出場歴を持つが、2年生、3年生と戦った2部リーグでも14試合4得点、18試合3得点とコンスタントに結果を残してきた。「自分の特長は背後抜けること。そういったところが何度も繰り返しできたので、成長できたのかなと思います」。大学での成長には自分でも自信を持っている。

これからもプロの舞台に進むことを目標にしていく。高校時代に2トップを組み、高卒でプロ入りしたFW榎本樹(松本)は、常に意識している存在。「樹も結果を残しているので、追いつかないといけないと思っています」。

道上裕之監督が「得点にこだわりのある選手。プレーエリアに関わらず仕事をしたいという思いが強すぎる時があるが、今日くらいシンプルにやってくれればいい」と評価したストライカーが、今季の東洋大の攻撃をけん引する。

(取材・文 児玉幸洋)●第96回関東大学L特集

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