肺腺がんで入院中の小川知事が辞職願を提出

肺腺がんで入院中の小川知事が辞職願を提出

  • FBS福岡放送
  • 更新日:2021/02/22
No image

肺がんで入院している福岡県の小川洋知事が、辞職願を議会に提出しました。

肺がんで入院している福岡県の小川洋知事が、辞職願を議会に提出しました。

■宮原記者

「服部副知事をのせた車が九州大学病院に入ります。このあと入院中の小川知事との面会に向かいます。」

22日午後3時ごろ、小川知事の職務を代行する服部誠太郎副知事をのせた車が九州大学病院に入りました。

服部副知事によりますと、前日の夜遅くに知事から秘書室長に連絡があり、病院での面会を求められたということです。

およそ40分後、面会を終えた服部副知事は…。

■服部副知事

「知事から辞表と県民の皆さんへのメッセージをお預かりしました。」

小川知事から辞職願を受け取ったことを明らかにしました。

前日に、小川知事から辞意を電話で伝えられた人物がいます。自民党の山崎拓・元副総裁です。

■山崎氏

「病状が深刻に悪いように(感じた)。“治療を懸命に続けたが回復しないということで(知事職を)断念することになった”と。“まだしかかっていることもあるし非常に残念だ”と涙ぐんで言っていた」

山崎氏は保守分裂の構図となったおととしの県知事選挙でも、小川氏を支援していました。

■山崎氏

「命が一番大事だから病気治療に専念してくださいと。非常に残念だけど(と話した)」

小川知事は特許庁長官や内閣広報官を経て、2011年に知事に初当選。

■小川知事

「麻生知事が種をまき、苗に育てた新成長分野をもっと伸ばし花を開かせる」

2015年に再選を果たし、地域経済の活性化や空港の滑走路増設などの課題に取り組んできました。

また、「スポーツ立県」を掲げ、ラグビーワールドカップ日本大会の試合を誘致しました。

現在3期目で、近年は豪雨被害や新型コロナウイルスの対応にあたってきました。

■小川知事

「11時から19時までとすることを要請いたして…要請いたしております。ちょっとマスクじゃきつい…」

しかし、せきや息苦しさなどの症状で先月20日から九州大学病院に入院。

小川知事と近い関係者によると入院前には、酸素吸入する姿を見せながらも懸命に執務にあたっていたということです。

今月9日には、原発性の「肺腺がん」と診断されたことを明かし、入院を延長していました。

治療後に復帰する意向を示していましたが、長期の治療が見込まれることから知事職の続行を断念したものとみられます。

小川知事の辞意を受け、福岡市の高島市長は―。

■高島市長

「コロナ対策もある中での辞職ということになれば、政治家として、ご本人としては無念だろうと思います。緊急事態宣言解除に向けた非常に大事な局面なので県の職務代理者である服部副知事をしっかりサポートして協力して守っていければと思います。」

そして午後4時過ぎ。服部副知事は小川知事の辞職願を福岡県議会の吉松議長に手渡しました。

小川知事の後任を決める福岡県知事選挙は、吉松議長が選挙管理委員会に通知後、50日以内に行われます。

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加