【湘南】柏戦同点弾の「裏天王山」男・大野和成「死に物狂いでやりたい」25日最下位横浜FC戦

【湘南】柏戦同点弾の「裏天王山」男・大野和成「死に物狂いでやりたい」25日最下位横浜FC戦

  • 日刊スポーツ(サッカー)
  • 更新日:2023/11/21
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第33節横浜FC戦に向けた練習後に取材に応じる湘南ベルマーレDF大野和成(撮影・佐藤成)

17位湘南ベルマーレが25日に、18位の横浜FCと敵地の神奈川・ニッパツ三ツ沢球技場で対戦する。

残留争いを繰り広げる重要な一戦に向けて神奈川・馬入グランドで調整した湘南DF大野和成(34)は「ほんとに大一番だし、いろいろ人生がかかっていると思うし、死に物狂いでやりたいなと思ってます」と意気込んだ。

最下位チームとその1つ上のチームによる一戦は「裏天王山」と呼ばれる。大野は前回の「裏天王山」で活躍した。クラブが最下位だった7月8日の柏レイソル(当時17位)戦。0-1の後半終了間際に同点弾を決めた。その試合でキャプテンマークを巻いたベテランは「本当に魂ですね。それ以外何ものでもない」とコメントしていた。

シーズン序盤は出番の少なかった大野は、この試合以降全試合にフル出場。当時、チームは4連敗中で、直近3試合14失点と守備が崩壊していた。土壇場で引き分けに持ち込んだこの試合後、5勝をあげるなど持ち直して降格圏を脱出した。

今回、横浜FCとは勝ち点差2でぶつかる。負ければ最下位に転落する状況だ。大野は「勝ち点差もやっぱり近いし、(相手は)勝ったら逆転できるっていうモチベーションもあるし、勝たないといけないっていう危機感も向こうはすごくあると思う。それに受けて立つと、うちも押されてしまうと思うので、さらにその上を行けるような勢いを持ってやりたい」。

湘南の在籍は通算8季目。残留争いの経験も豊富だ。「大一番の強さ…はちょっとわかんないけど、まあチームの力になれるようにひたむきにやりたいなと思いますね。ゴールはおまけみたいなものなので、やっぱり失点しないことが一番」と気を引き締めた。「裏天王山」男がチームを救う。

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