NZ代表のB・バレットがTLデビュー、21得点

NZ代表のB・バレットがTLデビュー、21得点

  • 日刊スポーツ
  • 更新日:2021/02/21
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三菱重工対サントリー 前半、相手をひきずりながらトライにつなげるパスを出すサントリーSOバレット(右)(撮影・浅見桂子)

<ラグビー・トップリーグ:サントリー75-7三菱重工>◇第1節◇21日◇相模原ギオンスタジアム

サントリーが三菱重工に大勝した。今季、サントリーに加入したニュージーランド(NZ)代表88キャップを誇るSOボーデン・バレット(29)が先発し、TLデビューを飾った。後半19分まで出場して、1トライ8ゴールの計21得点を稼ぎ勝利に貢献した。

水色のスパイクで登場した世界最優秀選手賞に2度輝いた29歳は、開幕戦から司令塔として存在感を示した。この日一番の拍手を浴びる中、正確なキックだけでなく、前半4分には相手2人に囲まれながらもオフロードパスでつないで、SH流のトライを演出。相手ボールをインターセプトして攻撃のリズムもつくった。他の選手と積極的にコミュニーケーションを図る場面が多々見られ、同40分には相手2人をかわして自らインゴールに飛び込んだ。後半も安定したプレーで相手に主導権を渡さず、68点差の大差で勝負を決めた。

15、19年ワールドカップ(W杯)NZ代表のバレットは23年W杯から逆算し、NZ協会が認める今季限りの海外挑戦を決意した。高年俸のフランス1部リーグのオファーを断り、19年W杯期間中の快適な住環境を気に入り、昨年12月に家族と来日。練習試合に4戦出場し、この日の開幕戦に臨んだ。

今季は新型コロナウイルス感染拡大により、6チームで60人以上の陽性者が出たため開幕が1カ月遅れた。大会形式も変更し、16チームを2組に分け1回戦総当たりのリーグ戦を実施。その後、下部のトップチャレンジリーグ上位4チームを加えた20チームによるトーナメントで優勝を争う。

昨季はコロナ禍の影響で第6節で中止した。約1年ぶりのTL開催となり、来年1月に新リーグ発足のため、今季が「最後のTL」となる。

<ボーデン・バレットのアラカルト>

◆生まれ 1991年5月27日、NZ・ニュープリマスに生まれる。8人きょうだいの次男として誕生

◆ラグビーとの出会い 父の影響で6歳から始める。フランシス・ダグラス・メモリアルカレッジ卒でスーパーラグビー(SR)のハリケーンズやブルーズでプレー

◆NZ代表 世界的SOのダン・カーター氏の後継者として、15年W杯でNZの2連覇に貢献。19年W杯では主にFBを務め、弟のスコット、ジョディーと3兄弟同時出場を果たした。代表キャップは88

◆TL挑戦 高年俸のフランス1部リーグのオファーを断り、19年W杯期間中の快適な住環境を気に入り、昨年12月に来日した。英紙デーリーメールによると年俸は約1億円

◆好きな日本食 豚骨ラーメン、すし、焼き肉

◆家族構成 公認会計士の妻と長女

◆趣味 ゴルフ

◆体格 186センチ、92キロ。足のサイズは28センチ

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