タッチ時代にスタイリッシュで楽しい「タッチで起動!NFCタグ」を衝動買い

タッチ時代にスタイリッシュで楽しい「タッチで起動!NFCタグ」を衝動買い

  • ASCII.jp
  • 更新日:2021/10/14
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交通系カードとキャッシュレス世界の広がりで、スマホの多くはNFC対応になってNFCタグの個人活用も楽しくなってきた

20年前にデビューしたSuicaを皮切りに、NFC(Near Field Communication)タグはゆっくりだが大きく進化成長した。街のコンビニに、タッチ決済系POS端末が普及すると同時に腕時計型のEdyも登場した。

その後、おサイフケータイ対応の腕時計ブレスレットのwenaが登場し、つい先日はNFC内蔵でVISAのタッチ決済対応のEVERINGも登場した。また世界中で多くのIoT系企業の参入の多い遺失物防止タグの市場拡大も、NFC普及の大きな礎となった。

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2013年の週刊アスキーの付録がNFCタグで遊ぶきっかけになった

筆者が2013年に発売された週刊アスキー誌のオマケの「プログラマブルNFCディスク」と名付けられたキーホルダ型のNFCタグを入手し興味を持ち、XperiaブランドのNFCタグも海外から入手、翌年には今回も再紹介するサンワサプライの「タッチで起動!NFCタグ」を当コラムでご紹介した。

2013年〜14年頃と現在とのNFCを取り巻く環境の最大の違いは、NFCそのものの形状バリエーションの増加に加えて、圧倒的な違いはNFCタグを読み書きできるスマートフォンの急激な増加だ。

今回は、書き込みアプリとして「タッチで起動!NFCタグ」やそのオリジナルアプリである「タグマティック」や「NFC Tolls」などのNFCアプリやラベルプリンタも併用していろいろ遊んでみた。

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NFCタグで個人が遊ぶワンストップオールインワンパッケージの草分け

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内容物は丸シール型NFCタグが10枚と取説だけ

スマホをかざすだけで手軽に機能を実行

「タッチで起動!NFCタグ」はNFC機能搭載のスマホを使用して、ユーザーお好みのNFCタグを付属のシールに書き込めるワンストップサービスパッケージだ。同梱品はNFCタグシールが10枚と取説だけ。アプリの「NFCかんたん設定アプリ」はネットからダウンロード、導入する。

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裏から光を当てるとNFCタグのチップとアンテナが透けて見える

購入ユーザーは、アプリ内部にあるお好みのサンプル機能を選択してNFCタグシールに書き込み、シールを好きな場所に貼り付けて必要な時にスマホをかざすことで、あらかじめ決めた機能を実行することができる。NFC機能をオンにしておくだけで、スマホ画面上の操作がほとんどなく極めてシンプルだ。

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スマホがNFC対応かチェック。機種によって設定や接続と共有の項にある

スマホで実行できる機能の作成には、今回の「NFCかんたん設定アプリ」が導入されているスマホでなければ動作しない専用タグアプリと、NFCを搭載したスマホなら機種の壁を超えて動作する「オープンタグアプリ」の2種類がある。

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まずはNFC簡単設定アプリをダウンロードして導入する

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NFC簡単設定アプリを搭載したスマホでのみ動作する「アプリ専用タグ」とNFC搭載スマホなら機種依存なく動作する「オープンタグ」の2種類がある

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NFC簡単設定アプリ専用として書き込める、専用タグでできることの一覧

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機種依存のないオープンタグで、できることの一覧

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「Wi-Fiの接続」をオープンタグで作ってNFCタグに書き込んでみた

不要な公共Wi-Fiをつかまないように作成した ON/OFF切り替えタグが便利

7年前のNFCタグ・ミニブームの頃は、我が家では専用タグアプリが大活躍した時期があった。当時はまだ低速の3Gが基盤だった頃で、国内の3大キャリが競ってカフェやファミレス、飲み屋などで自社客専用のWi-Fiサービスを拡大していた時期だった。しかし、うっかり当時のWi-Fi電波を捕まえてしまうと、ふれこみとは大違いで超低速で極めてご迷惑な存在だった。

筆者宅では、家族が屋外に出る時には、これらの不出来なWi-Fiを間違って掴まないように、玄関ドアの内側にかざすだけで「Wi-Fiオフ」になり、帰宅して再度かざすことで自動的にWi-Fiオンとなり快適な自宅Wi-Fiに繋がっていた。単にWi-FiのON/OFFを切り替えるタグ機能を選択、書き込めば超便利なNFCタグができ上がった

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機種依存度は高いが、今もWi-Fiの設定はNFCタグアプリの入門編だ。カフェやレストラン、コワーキングオフィスなどのWi-Fi接続も、「接続」を選択し、SSIDとパスワードを記述し、タグシールに書き出し、タグシールをメニューなどに貼り付けておけば便利なサービスとなるだろう。この程度のことならQRコードでもできそうだが、ミーハーなスマートさが際立つ雰囲気も重要だ。

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NFCタグ作りはアプリで機能を選択し、ガイドに沿って必要事項を入力し、多くは未使用のタグシールをスマホ背面のNFC指定位置にくっつけて書き込むことで終了する、極めて簡単な作業だ。もし「NFCかんたん設定アプリ」を導入していないNFC搭載スマホでかざしてしまった場合でも、同アプリを導入するように最適なアプリサイトが表示されるので大丈夫だ。

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NFC簡単設定アプリ未導入のスマホの場合はアプリのダウンロードをガイドしてくれる

続いてサイトのURLを知らせるタグを作成

Wi-Fi設定と同様、NFCタグでよく利用されるのは、「ブラウザでWebページ表示」するというオープンタグだ。対象となるURLをアプリにコピペするだけでURLを記録したNFCタグが完成する。

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ブラウザでウェブページを表示を使用して仲間とやっているサイトのURLをコピペして案内してみた。オープンタグなのでNFC簡単設定アプリの未導入スマホでもきちんと動作する

ショップカードやお店の案内のディテール表示などにはなかなか便利だ。筆者は購入先を頻繁に聞かれる、仲間と作ってる超軽量TYVEKかばんのお店の案内用NFCタグカードを作ってみた。これでいつ聞かれても、ウェブサイトの表示や伝達は超簡単になった。機種依存のないオープンタグなので、他人のNFC内蔵スマホなら問題なく表示できる。

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ウェブページと同様、オープンタグを使って友人にFacebook IDを知らせることも簡単だ。Facebook上のプロフィールリンクの中から、facebook.com/以下にあるユーザーIDだけを書き込むことで、NFC機能を搭載したスマホならかざすだけで速攻で目的のFacebookページが表示される。

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オープンタグ作成を使ってFacebookページへの勧誘カードを作ってみた

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オープンタグのGoogle Map ナビを利用してお店への道案内も作ってみた

お店への案内サービスに最適 オープンタグのGoogle Map ナビ

今回、自分で試してみてなかなかおもしろいと感じたのは、同じくオープンタグとして作成できる「Google Map ナビ」だった。使い方は極めて簡単。ナビ開始地点と終了地点のの緯度経度を入力して、移動手段を、車(初期規定値)、電車、徒歩の3つから選択してNFCタグに書き込むだけ。実際にNFC搭載のスマホをかざしてみると最適なナビルートがGoogleマップ上に表示され、後はナビを開始するだけだ。初めて行くお店への案内サービスに最適だ。

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今回は、「NFCかんたん設定アプリ」を基本にご紹介したが、同アプリの元となったより高機能なフリーアプリである「タグマティック」なら、より活用範囲が広がる。ドライブモードやナイトモード、ホームモード、オフィスモードなど、自分の居るシチュエーションごとに多様なタグ設定をし、書き出すことが可能となる。またNFC Toolsを使用すれば、NFCタグの内容詳細を管理したり変更したりが可能だ。

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より多機能なタグマティックならより多くの設定書き込みができる。NFC Toolsを使えばNFCタグの状態を細かく管理、更新できる

「タッチで起動!NFCタグ」同梱のシールで多少練習した後は、Amazonなどで簡単に入手できるクレカ型やキーホルダー型、コイン型などのNFCタグを入手して、使用目的に応じた最適化も可能だ。

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丸いNFCタグシールだけではなく、様々な形状、素材のNFCタグがネットショップから入手できる。

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ラベルプリンターなどと合わせて活用すればより個性的なNFCタグを作ることができそうだ

ステーショナリーとして人気のラベルプリンターなどを併用することで、よりNFCタグ作りが楽しくなるだろう。もちろん目的や対象によっては競合テクノロジーのようなQRコードの併用もアリだ。NFCタグとQRコード、まだまだ進化するこの世界は7年経った今も楽しい衝動買いワールドだ!

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今回の衝動買い

アイテム:サンワサプライ「タッチで起動!NFCタグ」(MM-NFCT) ・購入:モノタロウ ・価格:1639円

T教授

日本IBM社でThinkPadのブランド戦略や製品企画を担当。国立大芸術文化学部教授に転職するも1年で迷走。現在はパートタイマーで、熱中小学校 用務員。「他力創発」をエンジンとする「Thinking Power Project」の商品企画員であり、衝動買いの達人。

T教授 撮影●T教授 編集●ASCII

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