子連れ離婚。準備から離婚後の生活まで「不安」を解消する本5選

子連れ離婚。準備から離婚後の生活まで「不安」を解消する本5選

  • J-CAST BOOKウォッチ
  • 更新日:2022/01/15
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イラストと図解でよくわかる!前向き離婚の教科書(日本文芸社)

「離婚」の2文字が頭に浮かんだ時、もっとも気がかりなことは何だろうか。

株式会社ノマドマーケティングが昨年10月に実施した「離婚に関するアンケート」によると、男女合わせて約6割の人が、子どもがいながら離婚に至ったというデータがある。「離婚して後悔した」と回答している人に後悔している点を聞くと、男女共に「子どものこと」が理由で後悔しているようだ。

特に妊娠・出産・子育てなどでキャリアを手放すことも多い女性にとって、子連れ離婚は収入の面で不安が大きい。さらには一人での子育ての負担、子どもへの精神的な影響に加え、裁判になってしまったらどうしよう......と、不安は尽きない。

そこで本記事では、離婚、特に子連れ離婚を考えている女性に役立つ本を5冊紹介する。

1. マンガと図解でわかりやすく解説! 前向き離婚の教科書

『イラストと図解でよくわかる!前向き離婚の教科書』(森元みのり監修・日本文芸社)

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離婚を考え始めてから離婚後の生活を構築するところまで、お金と子どもの問題を解決するためのポイントをおさえ、しっかりとサポートしてくれる。

第1章では、離婚でもらえる「お金」について、第2章では、親権や養育費のことに加え、「もし子どもを連れ去られたら」といった場合の対処法まで網羅している。さらに、第3章と4章では、離婚にかんする手続きを詳しく解説。「自分の気持ち」や「離婚後のライフプラン」を考えるためのワークシートもついている。複雑な手続きなども、マンガや図解でわかりやすく解説されているのがポイント。

2. 両親が離婚した子どもへのインタビューも

『新版 子連れ離婚を考えたときに読む本』(新川てるえ・日本実業出版社)

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子連れ離婚。準備から離婚後の生活まで

離婚の影響を一番に受ける子どものことを第一に考えて書かれた本。親権やお金、面会交流などについてどのように考えればよいのか、両親が離婚した子どもへのインタビューも交えて紹介している。また、離婚経験者が「やっておけばよかった!」と思う実践的なアドバイスも記載されている。2006年の初版から17刷を数えるロングセラーの改訂版。

3. こじらせない離婚は心の整理が9割

『こじらせない離婚 「この結婚もうムリ」と思ったら読む本』(原口未緒・ダイヤモンド社)

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「円満離婚弁護士」の原口未緒さんのもとには、離婚がこじれにこじれてドロ沼化した人がたくさん訪れる。そうならないための方法は、「心の整理の仕方」にある、と原口さん。望む条件で離婚する方法を4つのストーリーで紹介する。

以下の1つでも当てはまれば、本書が役に立つ。

□「相手のイヤなところは?」と聞かれて10以上即答できる□「相手が○○してくれたら、結婚生活はもっとうまくいくのに」と思う□一刻も早く離婚したい。「離婚後」のことなんて考えられない□相手が100%悪い□相手が一番困ることをしてやりたい□財産分与や慰謝料は取れるだけ取りたい□慰謝料は「迷惑料」であり「心の傷の代償」だと思う□親に「離婚したほうがいい」と言われて、離婚を考え始めた□自分の1か月の生活費を把握できていない□離婚後は相手に子どもを会わせたくない□いつも相手の顔色をうかがって生きてきた□自分のしていることに自信がない□相手のDVは私に原因があるのではないかと思っている

こじらせない離婚をするためには、心の整理が9割、法律が1割とのこと。「離婚後の生活を上手く描けない」という方におすすめの一冊。

4. 得する離婚を解説!

『図解イラスト&事例でよくわかる! 離婚後のトリセツ』(大西信幸・カンゼン)

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子連れ離婚。準備から離婚後の生活まで

離婚して経済的に困窮するケースは、圧倒的に女性のほうが多いのが現状だ。本書によると、平成28年度の国のデータで、養育費の取り決めをしていない母子家庭は半数以上にのぼり、離婚した父親からの養育費を「現在も受け取っている」のは24%。そもそも一度も養育費を受け取ったことがない人が56%もいたという。

離婚する前にお金や子どものことなどを法的拘束力のある書面に記しておくことが大切、と著者で弁護士の大西さんは説く。本書では、離婚後の人生を長期的に考えて動けるように、離婚に関する法律の知識をわかりやすく解説している。また、離婚した後からでも挽回できる方法も記載している。

5. 親が幸せに生きることが子どもの幸せにつながる

『ひとり親でも子どもは健全に育ちます シングルのための幸せ子育てアドバイス』(佐々木 正美・小学館)

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ひとりで子どもを育てていくには、仕事やお金だけでなく、精神面での負担も大きい。本書では、シングルマザーとしての子育ての心得や、子どもを幸せにする親としての生き方などを伝えている。

特に「子どものために離婚を我慢することは、親も子どもも負担になります」というアドバイスは刺さる人が多いのではないだろうか。著者は、『こどもへのまなざし』で多くの悩める母親たちを救ってきた、児童精神科医の佐々木正美さん。長年子どもやその家族と接してきた佐々木さんだからこその言葉に背中を押される。

「どうしてお父さんがいないの?」と子どもに聞かれたらなんと答えればいい?
最近、子どもが好ましくない友人関係を持っていて心配...
離婚後に転校して以来、不登校気味。どうすれば?

......など、子どもの年代にそったお悩み相談も参考になる。

以上、離婚に役立つ本を5冊紹介してきた。離婚はそれ自体がゴールではなく、離婚をして幸せな生活を取り戻すことが目的のはず。これらの本や周囲の人たちの意見も参考に、親子で幸せに暮らせる道を模索しよう。

※画像提供:出版社名・または企業名
BOOKウォッチ編集部

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