豪消費者信頼感指数、9月は前月比2%上昇 ワクチン接種加速で

豪消費者信頼感指数、9月は前月比2%上昇 ワクチン接種加速で

  • ロイター
  • 更新日:2021/09/15

[シドニー 15日 ロイター] - ウエストパック銀行とメルボルン研究所が15日公表した9月のオーストラリア消費者信頼感指数は前月比2.0%上昇し、106.2となった。前月の低下(4.4%)の一部を回復した。

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9月15日、ウエストパック銀行とメルボルン研究所が公表した9月のオーストラリア消費者信頼感指数は前月比2.0%上昇し、106.2となった。シドニーで9日撮影(2021年 ロイター/Loren Elliott)

新型コロナウイルスワクチンの接種が全国的に加速する中、規制緩和への期待に支援された。

州都シドニーでロックダウン(都市封鎖)が続いているニューサウスウェールズ(NSW)州では指数が5.3%上昇した。州政府がワクチン接種を完了した人を対象に10月中旬にも規制を緩和する可能性を示唆したことが背景にある。

全国的な指数は前年同月比では13.2%上昇した。9月の指数106.2は「楽観」が「悲観」を上回っていることを示す。

ウエストパックのチーフエコノミスト、ビル・エバンズ氏は「豪国内2大都市でロックダウンが実施され、経済が縮小する中で消費者信頼感が底堅さを示しているのは注目に値する。ワクチン接種状況の改善が主な要因とみられる」と語った。

エバンズ氏によると、回答者の57%はワクチンを少なくとも1回接種しており、これらの人の信頼感指数は103.7となった。ワクチン未接種だが接種に前向きな人は27%で指数は121.6。

回答者の中で接種に消極的あるいは態度未決の人は16%だった。

今後1年間の経済見通しを示す指数は4.6%上昇、今後5年の経済見通しを示す指数も4.8%上昇した。

1年前と比べた家計状況を示す指標は1.7%上昇、今後1年間の家計見通しを示す指数も2.1%上昇した。

唯一低下したのは主要な家財道具を購入する良い機会かどうかの判断に関する指数で、低下率は2.7%となった。ただ、多くの店舗が閉鎖されていることが一因となった可能性がある。

住宅購入意欲を示す指数は8.8%上昇し、8月の低下分を全て回復した。住宅価格の見通しを示す指数は1.4%上昇し、8年ぶり高水準を記録。特にNSW州の伸びが大きかった。

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