三浦りょう太、“俳優の先輩”神尾楓珠&前田旺志郎に感謝「『こんなに楽しそうにしていていいんだ』って肩の力が抜けました」<Interview>

三浦りょう太、“俳優の先輩”神尾楓珠&前田旺志郎に感謝「『こんなに楽しそうにしていていいんだ』って肩の力が抜けました」<Interview>

  • WEBザテレビジョン
  • 更新日:2021/11/25
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三浦りょう太がインタビューに応じた 撮影:ブルータス海田

俳優・三浦りょう太が、12月3日(金)公開の映画「彼女が好きなものは」で、スクリーンデビューを果たす。同作は、小説家・浅原ナオトの「彼女が好きなものはホモであって僕ではない」(角川文庫刊)を原作に、ゲイであることを隠して日々を過ごす高校生・安藤純(神尾楓珠)とBL好きの同級生・三浦紗枝(山田杏奈)との恋愛を通じ、世間にはびこる“普通”という価値観とのギャップに向き合う男女の姿を描く物語。

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今作で、クラスの中心的存在・小野雄介を演じる三浦は、2019年に「グランメゾン東京」(TBS系)に出演したのち、2020年に本格的に俳優デビュー。さまざまなドラマやCMに出演。現在は神尾が主演を務めるドラマ「顔だけ先生」(毎週土曜夜11:40-0:35、フジテレビ系)にレギュラー出演するなど、活躍の場を広げている。

今回、そんな三浦にインタビューを行い、役との向き合い方やスナック、サウナ、昭和歌謡が好きだという渋い“ライフワーク”について、ドラマでは教師(神尾)と生徒(三浦)役で共演中の神尾の印象についても語ってもらった。

――最初に脚本を読み、どんな印象を持たれましたか?

学校生活において、こういうセクシャリティの話は身の回りにも当たり前にあることだと思いました。僕も学生時代には知らず知らずのうちに他人を傷つけてしまったこともありましたし、学校ならではの部分をリアルに表現できたらいいなと。そして作品に共感し、見てくれた方がリアルに捉えることができたらいいなと思いました。演じているからではないんですけど、個人的には小野という役が一番共感できますね。

――クラスのリーダー的存在の小野を演じるにあたって、どういったアプローチをされましたか?

どちらかと言えば普段はいじられるタイプなので、クラスのリーダー的存在の小野というキャラクターを作ることは難しかったです。撮影前はとにかく学園モノの作品を見て参考にしました。学園モノにはだいたいクラスのリーダー的存在が登場しているので。「ごくせん」(日本テレビ系)とかを見て、リーダーってこういう感じなんだなと、想像を膨らませました。マネをするわけではなく、あくまで参考にして、自分が思うクラスのリーダーを目指しました。

――特に演じていて難しかったところは?

草野(翔吾)監督に「小野は“王様”的な感じ」と言われて、役作りに苦戦しました。僕は学生時代にあまり友人と群れたりしなかったですし、みんなをまとめたりするのが苦手だったので。

でも、今作では年長者ということもあって引っ張っていかなきゃと思っていたので、撮影していないときもなるべくクラスメートと話したり、頑張って共演者をいじってみたりするように心掛けました。

――監督の演出で、具体的に印象に残っているものは?

初日の最初のシーンで、段取り確認だけなのに10回くらいNGを出してしまって…(笑)。最初に撮ったシーンは、亮平(前田旺志郎)が純(神尾)の股間をつかんで、後ろから来た僕が「おまえら本当に仲いいな」って言うシーンだったんですけど、あまり深く考えずにセリフを言っちゃっていたんです。

でも、監督はそのセリフにもしっかりとした意図があって。あまり嫌味になり過ぎず、かと言って寄り添い過ぎない、という。セリフ一言一言が本当に大事なんだなって学びました。

――2人の仲が良くてうらやましいという感情もあったんでしょうか?

うらやましいというよりは、“王様感”じゃないですけど、ちょっと上から目線の感覚ですね。あの一言につまずいたのが一番印象的でした。完成後に映画を見たときも、「あのシーンがくる!」ってドキドキでしたから(笑)。最初のシーンだったからめっちゃ緊張していました。

――小野は終始ブレない、真っすぐなキャラですよね。どうしても学生だと周りに流されちゃいがちですけど、三浦さんの学生時代はどうでしたか?

ブレることはなかったと思いますけど、みんながしゃべらない時、真っ先に意見を言うのは正直苦手でした。周りの空気を読んじゃうところはあったので、そういう意味でも小野をリスペクトしています。格好いいなと思いますよ。

――友達からも一目置かれるタイプですよね。でも、ジェットコースターでは意外な一面も(笑)。

そうですね(笑)。ジェットコースターは苦手っていう、かわいらしいところもある人。遊園地での撮影の時は、もうみんなとかなり仲良くなっていたので、撮影というより一緒に遊びに行った感覚でした。撮影の合間も今流行っているゲームで遊んで、本当に楽しかったです。小野はともかく、僕はジェットコースターが大好きなので、もっと楽しみたかったですけどね(笑)。

――神尾さんや前田さんとのシーンが多かったと思いますけど、お二人と共演されていかがでしたか?

3人の中では圧倒的に僕の経験値が少なかったので、お二人との芝居は「勉強させていただきました!」という気持ちが大きいですし、今もリスペクトしています。旺志郎くんは常に現場で楽しそう! ふざけていますけど、お芝居を心から楽しんでいる感じがよく分かりました。

カメラの前でお芝居すること自体慣れていないし、緊張するし、楽しむ余裕なんてなかったんですけど、旺志郎くんを見たら「こんなに楽しそうにしていていいんだ」って肩の力が抜けました。本当にいろいろと学ばせてもらって、感謝しかないです。

――神尾さんは、放送中のドラマ「顔だけ先生」では先生(神尾)と生徒(三浦)役ですよね(笑)。

順番的には映画の撮影が先だったんですけど、クラスメートから先生になったのですごく変な感じがしました。でも、楓珠くん自体は全然変わってないんですよ。僕との関わり方のスタンスも、なぜかすごい上からだし(笑)。

年齢で言うと僕の方が上なんですけど、4つ上の先輩ぐらいの感じで絡んでくるんです。僕としてはそっちの方がやりやすいんで、ありがたいですけど、常にいじってくるというか、バカにしてくるというか、見下してくるというか…。でも、居心地は良かったです(笑)。楓珠くんは一貫してあの感じで、僕は大好きなので、これからもずっとあのスタンスでいてほしいです。

カラオケとサウナが好き!

――タイトルにちなんで、三浦さんの好きなものは?

カラオケとサウナ! コロナ禍になって全然行けていないんですけど、カラオケができるスナックが大好きで、以前はしょっちゅう行ってたんです。サウナも好きで、暇さえあればサウナで“ととのって”ますね。

ととのうということは、「体を清める」ということなんですけど、今は全然外で遊んでいないのにずっと清めていて、最近そんな日々に疑問を持ち始めました。昭和のスターは芸の肥やしでたくさん遊んだ方がいいって言っているのを聞いたことがありますけど、その意味がよく分かるというか。

むしろ今は清め過ぎておじいちゃん化してきた気がして…。休みの日にサウナでととのって、疲れてもないのに何でととのってるんだろって(笑)。バランスは大事ですよね。仕事して、遊んで、ととのってというサイクルが重要なんだなと。ここ1年くらいずっと外で遊ばずととのってばかりいたので、それをすごく痛感しています。

――“ととのいっ放し”ですね!

そうなんですよ。早くコロナが終息してみんなとワチャワチャ遊びたいです。カラオケに行って盛り上がって、サウナに行ってととのって、仕事に行って…そしてカラオケに行って、サウナに行ってととのって、そういうサイクルが大事なんだなって思います。

――カラオケはスナックでされるんですか?

はい! 僕はお酒がすごく弱いので、スナックに行ってもお酒に酔わず、自分に酔ってずっと歌っています(笑)。昭和歌謡を歌うと皆さん喜んでくれるから、それで僕も盛り上がっちゃうんです。場を盛り上げるのは好きですし、目立つことも好きなので、スナックのステージのような場所で歌って、気持ちよくなるのが僕の鉄板スタイルですね。

――SNSで見たのですが、海援隊の「JODAN JODAN」も歌われていましたよね。

ダンスを完コピして、(振り付きで)「J・O・D・AN!」って…。「AN!」ってやると、めっちゃウケるんで(笑)。ただ、若い子には伝わらないんですよ。たまに撮影合間とかにノリでやるんですけど、一気にシーンとして、めっちゃしらけた目で見てくるんですよ。

この前も田原俊彦さんの曲を歌って踊っていたら、「何やってんすか」って冷めた目で…。全然伝わらなくてショックです。身の回りでは最近ヒップホップ系が流行っていますよ。

だから、僕もCreepy Nutsさんを勉強中です(笑)。そういう今風の曲を聞いた後、チェッカーズを聞くと、「やっぱりこっちの方がしっくりくるな!」って思っちゃいますね。どうにか若者の間で広めていきたいです。

◆聞き手=月山武桜

※三浦りょう太の「りょう」は、けものへんに寮のうかんむりなしが正式表記

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