牛丼の松屋が1130円「オマール海老料理」をリリース 気がついた問題点

牛丼の松屋が1130円「オマール海老料理」をリリース 気がついた問題点

  • しらべぇ
  • 更新日:2020/11/21
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松屋に登場した新メニュー「オマール海老ソースのチキンフリカッセ」がネットで話題になっている。

牛丼チェーンでは奇跡レベルに近い「オマール海老」を食材に使った料理と聞き、記者は松屋に突撃してみた。

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■W定食は1,130円

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まずこのメニュー、松屋公式いわく「テストメニュー」であり、全国52店舗限定での先行リリースであるという。

九州全土では福岡県内の2店舗(中洲店、糸島店)だけ、東北地方では宮城県のたった1店舗(仙台中央店)といったように超レアなメニューで、一番取り扱い店舗数が多い東京都内でも18店舗であり、郊外の店舗に集中している状況だ。

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対象店に移動し、券売機に表示されたのは「オマール海老ソースのチキンフリカッセ定食」。この店では税込790円だったが、ネットでは830円と紹介しているユーザーもあり、店舗ごとに値段を変動させているようだ。

定食には味噌汁、生野菜、ライスが付く。他の定食メニューよりおよそ200円ほど割高であり、量を倍増できるW定食は1,130円と、松屋ではまあ見ない4桁の大台をあっさりと突破する高級メニューだとわかった。

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現在はキャンペーンで「ごはん大盛り」無料。これはお得と感じ、W定食のごはん大盛りを注文。

ここでトラブル。本来1,130円のはずが、後々領収証を見るとなぜか1,190円の表示。後日同店に問い合わせしたところ、券売機エラーの可能性があるという謝罪され、返金対応に応じると説明があった。これも期間限定メニューゆえのミスなのだろう、真摯な対応に感謝し先に進みたい。

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■「オマールのかけら」に感動

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まずは今回のメニューについて解説したい。フリカッセとは、フランスの家庭料理で、具材を生クリームベースのソースで煮込んだもの。松屋の新メニューは、表面を軽くグリルした鳥もも肉を濃厚なソースに絡めて仕上げており、そのソースにオマール海老のエキスが詰まっている。

海老の身から抽出されたエキスが深いコクと香りを生み、玉ねぎなどトロトロに煮込まれた野菜、さらにはホワイトソースがチキンと合わさり、松屋にいることを忘れてしまうほどリッチな味わいを完成させていた。

ソースは粘度が高く、チキンに絡み「まくって」おり、具材とともにソースを食べているという感覚。本場のフリカッセは食べたことはないが、これが松屋っぽいアレンジのように感じ優しみを感じた。ご飯がガンガン進むウマさだ。

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そしてソースをじっくり見つめると、時折「オマール海老のかけら」であろう赤い身が潜んでいるのに気がつく。さすがに身の塊とはいかないが、たしかにこれはかのオマールに間違いなかった。まるでザルですくった砂利の中から砂金を見つけた時のような感動がある。

■濃厚なだけに弱点も…

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しかし問題点も。W定食にすればオマールも倍…と意気込んでいたが、チキンだけでも13、4切れという状況になってしまっており、かなりの量で提供されていることに気がついた。

食べ応えがすごいというメリットがある反面、粘度あるソースが超濃厚なので嫌でも鶏肉に絡み合ってしまい、正直途中で箸休めがないと中年の胃袋にはキツさを覚えた。思えば、フレンチのフルコースも料理自体の量は少量で、それを時間をかけて食べていくものである。

そんな短所を、生野菜、さらには卓上の紅生姜が解決してくれる。紅生姜を一口食べ、鶏肉を口に運び、ソースをご飯にかけてスプーンですくい上げる。このリフレッシュ術が最高に使えることに気がつき、繰り返す。うまさが毎回新鮮に感じた。

…こんなフレンチの楽しみ方をしていいのだろうかという背徳感もあったが、これこそ庶民の味方、松屋だからこそできるのである。

■これで貴族の仲間入り

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調子にのった記者は禁断の試みを思いついていた。松屋では10月27日から特別メニュー「黒トリュフソースのビーフハンバーグ」をリリースしている。そう、ネットユーザーに「貴族の料理」と大絶賛されているあのメニューだ。

黒トリュフの主要生産地はフランスであり、フレンチには欠かせない食材。これも注文すれば、本場フランスにもいないであろう「大貴族」になれるのではないか。

そう思った記者は翌日再び同店を訪れ、チキンフリカッセを注文した上で、単品「黒トリュフソースのビーフハンバーグ」(税込690円)も注文した。

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食卓に、黒トリュフハンバーグとチキンフリカッセが並んだ。しめて1,880円。

松屋におけるフランス料理の龍と虎がぶつかりあう、まさにフレンチのフルコースとあり豪華だ。注意すべきはチキンもハンバーグも味が似ているホワイトソース系とあり、だいぶヘビーだということ。しかし先ほど紹介した生野菜&紅生姜作戦でクリアーできた。

この豪華料理が並んでも、合計約2,000円いっていないことは、松屋だからこそなせるワザである。思わずライバル店を「吉野家(よしのけ)」「すき家(すきけ)」と呼びたくなるほどの貴族体験…気になる方はゼヒ。

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(取材・文/しらべぇ編集部・キモカメコ 佐藤

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