がんばりすぎないほど効果的「体幹リセットダイエット」

がんばりすぎないほど効果的「体幹リセットダイエット」

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  • 更新日:2017/09/16

「運動すればするほど痩せる」は思い込みである――。50万部を突破した『モデルが秘密にしたがる体幹リセットダイエット』の著者・佐久間健一氏はそう言い切ります。

3万人以上を“痩せ体質”にしたスーパートレーナー佐久間氏のトークイベント(代官山蔦屋書店、8月7日実施)を取材。がんばらないほど効果的、これまでの常識をくつがえすダイエット法について教えていただきました。

たくさん運動するほど痩せる、はウソ?

佐久間健一氏:実は、たくさん運動すると筋肉はかえってエネルギーを消費しなくなってしまいます。本来、動いていない時の平均体温は36℃前後ですが、マラソンランナーやボクサーのように有酸素運動や同じ運動を繰り返す人は、平均体温がものすごく低いんです。なかには34℃台の方もいます。

このような人たちは、毎日2時間走っていたりします。つまり、動くことでカロリーをものすごく使っているわけです。

しかし、体は生態を保つために、あまりカロリーを使ってほしくない。こうして運動で大量のカロリーを使う分、それ以外の時はなるべくエネルギーを消費しないように体の仕組みが変わっていくのです。つまり定期的に運動している人の体は省エネになります。

その結果、定期的に運動している方は旅行や出張などで「今日は走れなかった」という時に、一気に体重が増えてしまう。そしてその後、同じように運動を再開しても、増加した分はなかなか減りません。なぜなら、普段の生活でカロリーをあまり使わない省エネの体になってしまっているからです。

『体幹リセットダイエット』は、モデル体幹筋が省エネ体質の筋肉にならないように計算してつくったプログラムです。だから3週目から回数を減らし、2か月でやめるプログラムなのです。

省エネになった代謝を戻すには?

省エネ体質になってしまった体の代謝を戻す方法は2つあります。

まずは動かないこと。本来エネルギーを一番消費して、熱をたくさん使ってくれるはずの筋肉が使いすぎによって省エネになってしまっているので、たくさんエネルギーを使う状態に戻すためには、筋肉を一旦休ませて省エネ状態をリセットするのです。

2週間を目安に運動をやめてみる。もしくは、それまでとは違った運動を取り入れてみる。ランニングをしていた人は、心臓、太もも、ふくらはぎを動かしていたので、それ以外の箇所を動かすような運動を取り入れる。筋トレ、加圧トレーニング、水泳など、これはなんでもいいです。

ただし、注意してほしいのは“付け足す”のではないということです。動かしていたところを動かさず、動かしていなかったところを動かすように運動様式を変えてください。

変えた後の運動が自分に合わないと思ったら、2週間を目安に、また元の運動に戻せばいい。これによって、カロリーを消費しにくい赤い筋肉(遅筋)が減り、カロリーを多く消費する白い筋肉(速筋)が増えます。

筋肉は全か無の法則で動いている

なぜ筋肉を動かさないことが大切なのか? 筋肉は全か無の法則で動いているからです。体を動かす時、その動作に必要な筋肉ではすべての線維が使われています。逆に使わない筋肉では一切使われません。

ダイエットに悩む人とスラッとしたモデルでは、日常生活で使う筋肉の種類が違います。今回の本では、痩せにくい人が使っていない筋肉(モデル体幹筋)を使用できるようになるための5つのメソッドを紹介しています。

筋肉は、まったく使わないと、どんどん落ちていきます。たとえば、2日間寝たきりになるだけで、1年分の筋肉が落ちるともいわれます。

また加齢によっても、関節を伸ばす筋肉や、背中を伸ばす筋肉など体を伸ばすための筋肉が弱っていきます。これは20歳くらいから年々落ち、30歳、40歳を超えると加速して衰えてきます。多くの方は運動する機会も減っていくので、ますます筋肉が落ちることになります。

このように、体を伸ばす筋肉が弱くなると、骨盤が前や後ろに倒れ、背中が丸まり、肩甲骨が上がって外に開く。そして、肋骨が下がってきます。

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この状態でダイエットしようと運動しても、普段使っている筋肉ばかりが使われて、本当に細くしたい部分の筋肉は、まったく使われません。

男性に下半身太りで悩む人があまりおらず、女性に下半身太りで悩む人がとても多いのは、これが原因です。上半身は筋肉を使わないから異常に細いのに、下半身の筋肉ばかり使ってゴツくなる、という女性がたくさんいるんですね。

そして、「もっと運動をがんばれば痩せるよ」というアドバイスを真に受けて、上半身と下半身の太さがますますアンバランスに。太ももの太さは変わらない一方で、肋骨周りは痩せて浮いてきてしまう……というのはこれが原因です。

「2ヵ月でやめろ」という理由

現在、普及しているほとんどのダイエットは、筋トレか有酸素運動か食事系です。このなかのどれを試しても、本当は痩せられると思うんです。筋トレで痩せる、ランニングで痩せる、ヨガで痩せる……これは全部正しいです。

ただし、全身の筋肉をバランスよく使えない状態のままだと、痩せるはずの方法でも痩せられない。これは、すごくもったいないことです。

「体幹リセットダイエット」は、本来の痩せやすい体質に戻り、消費カロリーを上げることを目的としています。過度な運動をしなくてもいいので、少しずつ痩せていきましょう、というメソッドです。

しっかりと体幹をリセットできたら、好きな方法でダイエットしていけばよいのです。筋トレ、ランニング、食事制限、どれを選んでもいいと思います。

痩せやすい体質になって、痩せやすいことをするのだから、痩せないはずがありません。「体幹リセットダイエット」は、2か月でやめろ、と書いている理由がここにあります。

体幹リセットエクササイズを2週間したら、体が動きに慣れてきます。筋肉は同じ動きに慣れると変化しなくなるので、一度回数を減らして刺激をキープします。そして、丸2か月もやると体質が変わってくる。

2か月続けるとモデル体幹が完成します。一度この体幹の使い方を身につけると、あとは体が覚えていてくれて普段から自然に使えるようになるのでエクササイズをやめてもOKなのです。それでもがんばって続けると、またダイエットが停滞してしまいます。

だから体幹リセットは、あまりがんばりすぎないでください。やりすぎると体が省エネ状態になって、運動をしてない時にカロリーを消費しない体になってしまう。

そうすると、がんばれば、がんばるほど、体重が変わらなくなってしまい、絶対どこかで嫌になってしまう。そのため、体幹ダイエットをするときは多くても1日2セットで、がんばりすぎないで、続けてほしいのです。

ダイエットは「がんばらないでほしい」と何度も繰り返す佐久間氏。また、がんばれなかったと……と何度もリバウンドを繰り返した人にとって、こんなに心強い言葉はありません。気になる体幹リセットエクササイズは次回記事でご紹介。今回、特別に教えていただきました。

■ 佐久間健一氏
パーソナルトレーナー。ボディメイクトレーナー。世界的なミスコンテストであるミス・インターナショナル、ミス・ワールドの日本代表をはじめ、モデルから一般人まで幅広くボディメイクを行う。

『モデルが秘密にしたがる体幹リセットダイエット』 佐久間健一 著

1エクササイズ1分、2か月でやめてもOK! ミス・インターナショナル、有名モデルをはじめ、3万人もの女性が抱えていた体形の悩みをスッキリ解消した驚きのダイエット法を大公開! 無理なく痩せられる、“がんばらなくていいダイエット”の秘訣は「モデル体幹筋」。一流モデルが日常的に使っているモデル体幹筋を使えるようになれば、基礎代謝がアップして、運動をしなくても脂肪が燃焼する体質になります。

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