冬コミで即完売した同人誌がメジャーデビュー、発売前に重版出来

冬コミで即完売した同人誌がメジャーデビュー、発売前に重版出来

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  • 更新日:2017/08/10
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冬コミで話題になった同人誌が装いも新たに『浪費図鑑―悪友たちのないしょ話―』として発売(C)小学館

さまざまなジャンルのオタク女子が自ジャンルへの愛を「お金の使い方」という切り口で語るエッセイ単行本『浪費図鑑―悪友たちのないしょ話―』が、小学館から発売された。書籍化発売前から通販サイト「Amazon」で一時ベストセラー1位を獲得するほど予約が殺到し、発売前重版も決定した注目作だ。

【書影】冬コミで話題になった同人誌『悪友vol.1』

同書で“浪費”を告白しているのは、『あんスタ』で浪費する女、同人誌で浪費する女、若手俳優で浪費する女、地下声優で浪費する女、EXOで浪費する女、ロザンで浪費する女、乃木坂46で浪費する女、宝塚歌劇団で浪費する女、東京ディズニーリゾートで浪費する女、V系バンドで浪費する女、ホストで浪費する女、触ってほしい一心で浪費する女、たち。

2016年12月のコミックマーケットでアラサーオタク女子4人(もぐもぐ、ひらりさ、かん、ユッケ)のサークル「劇団雌猫」が発売した同人誌『悪友vol.1』を商業書籍化したもの。「インターネットで言えない話」をコンセプトに匿名オタク女子たちがあふれる愛と苦悩をつづった同誌はツイッターで注目され、通販でも完売するほどの人気を博した。ツイッター上には同書に触発され、「思い切って会社やめて遊びまくることにしました」といった感想ツイートも見られた。

商業出版するにあたり、同人誌版で人気の高かったエピソードの一部をアップデートして収録。さらに新規エピソードも多数追加した。『トクサツガガガ』で知られる漫画家・丹羽庭による特別書き下ろしコミックエッセイや、女子アイドルとの繋がりが深く、自身もアイドルオタクとして知られる振付師・竹中夏海氏のインタビュー、発表後即チケット完売となった伝説のイベント『High & 浪費ナイト』のレポートなども収録。同人誌版からのファンも楽しめる内容となっている。

同人誌版を独自に購入し、自身のメールマガジンで絶賛していた音楽家・文筆家の菊地成孔氏は「いまの日本で一番面白い本だと思いました。信者だのお布施だの気軽に言えなくさせる真の信仰告白は、この国の未来、近代の限界を、明らかに示していると思います」と、帯コメントを寄せている。

発売にあわせて公開中の特設サイトでは、同人誌版以上に濃い内容となった同書の試し読みや、ツイッターで投稿された読者による「#浪費図鑑」感想ツイートを見ることができる。

■特設サイト
http://www.shogakukan.co.jp/pr/rohi_zukan/

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