阪神D2・小野、三浦氏から『番長投球術』伝授!「新しいモノ出来た」

阪神D2・小野、三浦氏から『番長投球術』伝授!「新しいモノ出来た」

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  • 更新日:2017/01/12

プロ野球の新人選手研修会が11日、東京都内のホテルで行われ、12球団の新人選手が講義を受けた。阪神のドラフト2位・小野泰己投手(22)=富士大=は、特別講師を務めた元DeNAの三浦大輔氏(43)の話に感激。昨季限りで現役を引退したハマの番長から低めの制球法などを説かれ、さっそく実践することを誓った。

ハマの番長が口にした逆転の発想。まさに“目から鱗(うろこ)”だった。低めへの制球を高めるには「上から下げる」意識だけでなく、「下から上げる」ことも手段の1つ-。即戦力右腕の小野が、“ミウラの考え”に感化された。

「(これまでは)高めから徐々に(狙うコースを)下げていくことしか考えていなかった。きょう、そういう話を聞いて、自分のなかに新しいモノが出来ました」

プロ通算25年間で172勝を挙げた大先輩から授かった貴重な助言に、目を輝かせた。それほど新鮮だった。講義の最中、ヤクルトのD1位・寺島成輝投手(履正社高)から代名詞の「低めの制球法」を問われた三浦氏が明かした自己流の調整法は、小野にとって真逆の考え方だった。

「逆の発想をよくした。低く低くと考えるより、ワンバウンドを投げてみる。ショートバウンドを投げてみる。そこからちょっとずつ上げていくことも1つの方法」と同氏。通常、低めに投げようとすると、普段よりも低く投げようと意識しがちだ。しかし、番長は逆。ワンバウンドを投げて、そこより高く投げようと意識すれば、これまでとは違う感覚が生まれてくるというわけだ。

今季限りで引退した福原忍(現2軍育成コーチ)の背番号「28」を受け継ぎ、1年目から先発ローテ入り、2桁勝利の期待がかかる小野。1メートル85の長身から最速152キロのストレートを投げ込む本格派右腕だ。三浦氏同様、スライダー、フォークを操るだけに低めへの制球力は生命線。本人も強く意識してきただけに、先輩の教えは、これから飛び込むプロの世界で、大きな“引き出し”となるはずだ。

「(教えられた)新しいことを試して、継続してやっていきたいです」

12日からは、新人合同自主トレの第2クール。ブルペン入りのタイミングは未定だが、日々の練習のなかで、金言を生かしていく。 (西垣戸理大)

★登板前日部屋掃除は継続!

講義の中で、三浦氏は「準備が大事。(登板までの)1週間を大事にした。こうしたらよかった、ダメだった、をメモしておいたら、自分のルーティンが出来る」と説いた。実は小野は、富士大時代から「登板前日に部屋を掃除する」というルーティンがあるという。番長の言葉を受け、「プロの世界でも続けていきたい。身の回りを整理すると運気が上がると思うし、部屋は常にキレイにやっていきます」と力強く宣言した。

小野 泰己(おの・たいき)

投手。1994(平成6)年5月30日生まれ、22歳。福岡県出身。大原小1年から大原イーグルスでソフトボールを始め、上津役中では軟式野球部で2年から投手。折尾愛真高では1年秋にベンチ入り。2年秋からエース。3年春に県8強。富士大では2年春からベンチ入り。昨秋は5勝無敗でベストナイン獲得。北東北大学リーグ通算は12勝1敗。2017年D2位で阪神入団。1メートル85、75キロ。右投げ右打ち。今季年俸1200万円。背番号「28」

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真剣な表情で三浦氏の講義に聞き入る小野ら虎のルーキーたち(撮影・長尾みなみ)

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