開幕戦で番狂わせを演じた関西大学、次戦は春の王者・京産大。ラグビー関西大学リーグ

開幕戦で番狂わせを演じた関西大学、次戦は春の王者・京産大。ラグビー関西大学リーグ

  • J SPORTS
  • 更新日:2017/10/12
No image

昨年の最下位から逆襲を誓う関西大学ラグビー部。リーグ初戦は、持ち味のシャローディフェンスがしっかりとはまり、鮮やかな逆転劇で白星発進となった。

「ミスでやられた」。開幕戦独特の硬さから前半18分までに3つの被トライで17点のビハインドを背負う。しかし、ピッチ上の15人はいたって冷静だった。

PR(プロップ)藤井拓海主将(人4)は「危機感よりも、ディフェンスからトライにつなげられたらひっくり返せると思っていた」と振り返る。

開幕戦に向けて120パーセントの準備で照準を合わせてきた関大。自分たちのラグビーに自信があった。

紫紺のフィフティーンの反撃は、持ち味のターンオーバーからだった。20分だ。近畿大学陣深くで相手にプレッシャーをかけ、ボール奪取に成功すると、素早くラックを形成。

この日2トライの吉田陸

藤井拓がボールを持ち出すと、SO(スタンドオフ)北田圭史(文4)、FB(フルバック)竹中太一(商4)と展開する。最後は、左の大外で待っていたWTB(ウィング)吉田陸央(政策4)が相手を振り切り、インゴールに飛び込んだ。

その後も関大は攻め手を止めない。SH(スクラムハーフ)木下皓太(人3)の球出しのテンポが上がり出した31分、敵陣22㍍付近で起点を作ると、再び藤井拓が縦を突く。

ここにサポートしていたHO(フッカー)西勇樹(人3)がステップで相手をかわすと、パワフルなランでトライを決め、5点差に迫った。

「自分たちのラグビーが展開できた」(藤井拓)。エンドが変わった後半は完全に関大のための40分間だった。

前へとプレッシャーをかけるディフェンスを披露すると、近大もミスを連発する。徐々に近大陣でのプレーが増え出した10分。ゴール前左10mでラインアウトを獲得する。

西のスローをLO(ロック)高井杏輔(社1)がクリーンキャッチし、そのままモールにつなげると、最後尾でボールを持っていた西が抜け出しこの日2トライ目。難しい角度のコンバージョンも北田がしっかり沈め、19-17と逆転に成功した。

その後、木下、吉田陸が立て続けに5ポインターとなりダメ押し。最後まで攻める姿勢を貫き戦い続けた。

また、関大伝統の粘りのディフェンスも随所で飛び出し、後半は近大を無得点に抑える。終始主導権を握ったまま、33-17でノーサイドの笛を聞いた。

No image

マン・オブ・ザ・マッチに選ばれた西

ムロオ・マン・オブ・ザ・マッチに選ばれた西は「チームが一つになって関大らしい戦いができた」と満足顔。試合後の選手たちには充実感の笑みが浮かんだ。

前評判の高かった近大を撃破した勢いそのままに、関大は次節で春季トーナメント覇者の京都産業大学とマッチアップする。春の王者は、開幕戦で摂南大を52-26で下し、実力を示した。

京産大の強みは何といってもFW(フォワード)のセットプレーだ。昨年の試合では、自陣でペナルティを犯し、スクラムで押される場面が目立った。

最前線で身体を張る藤井拓主将もセットプレーを警戒。だが、「自分たちの強みであるディフェンスを出せたら十分に勝機はある」と、胸を張る。

近大戦と同様に、ラインを上げ相手にプレッシャーを与えてタックルで仕留める関大ラグビーを貫くことで、勝利は見えてくる。

「下馬評は関係ない」。桑原久佳監督は言い切った。「関西制覇」への第一関門をこれ以上ない形で通過した紫紺のフィフティーン。どんな強敵だろうと恐れるものはない。

ともに開幕戦を勝利で飾った関西大学と京都産業大学、両校の対戦は10月14日(土)午後0:00から、J SPORTSオンデマンドでLIVE配信される。

文/写真:嶋健太朗(関大スポーツ)

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

今、話題のニュース

グノシーで話題の記事を読もう!
『ドクターX』新キャスト・野村周平が不評! 画面に映っただけでブーイングの異常事態
約4700万円のランボルギーニにイタズラされた持ち主が激おこ! その様子を映した動画が超怖い...
<サッカー>中国と韓国が親善試合を希望した国、結局選んだのは日本
からあげクン「ブラックホール味」って!?宇宙で食べたい味No.1の“黒いからあげクン”登場
神戸製鋼「社員向け」掲示板が「阿鼻叫喚」 「娘がいるんだ!」「家のローンが!」
  • このエントリーをはてなブックマークに追加