儀式、軍事訓練、娯楽へ変遷。厳冬でも開催され始めた内蒙古の祭りナーダム

儀式、軍事訓練、娯楽へ変遷。厳冬でも開催され始めた内蒙古の祭りナーダム

  • THE PAGE
  • 更新日:2018/02/16
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内モンゴル高原の冬は氷の世界だ。昼間でもマイナス20度以下の日々が続く=シリンゴル盟・スニド・バロン・ホショー(2013年1月撮影)

日本の3倍という広大な面積を占める内モンゴル自治区。その北に面し、同じモンゴル民族でつくるモンゴル国が独立国家であるのに対し、内モンゴル自治区は中国の統治下に置かれ、近年目覚しい経済発展を遂げています。しかし、その一方で、遊牧民としての生活や独自の文化、風土が失われてきているといいます。

内モンゴル出身で日本在住の写真家、アラタンホヤガさんはそうした故郷の姿を記録しようとシャッターを切り続けています。内モンゴルはどんなところで、どんな変化が起こっているのか。

アラタンホヤガさんの写真と文章で紹介していきます。

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ナーダム会場に集まる人々=シリンゴル盟・スニド・バロン・ホショー(2013年1月撮影)

モンゴルといえば夏に行われるナーダムが有名だ。ナーダムとは、もともとシャーマンによる儀式が起源で、オボー祭りと強い関連性があった祭典だと考えられている(【写真特集】故郷内モンゴル 消えゆく遊牧文化を撮る―アラタンホヤガ第3回(https://thepage.jp/detail/20170901-00000002-wordleaf))。

モンゴル帝国時代は軍事訓練の色合いが強くなり、相撲、競馬と弓射などが行われてきた。そして、現在は一種の伝統儀式や娯楽や観光イベントとして、毎年行われている。内モンゴル自治区は近年、観光産業にも力を入れ始め、その大きな目玉がナーダムである。ナーダムの撮影に訪れるプロ、アマチュアの写真家は相当多い。(つづく)

※この記事はTHE PAGEの写真家・アラタンホヤガさんの「【写真特集】故郷内モンゴル 消えゆく遊牧文化を撮る―アラタンホヤガ第8回」の一部を抜粋しました。

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内モンゴル自治区の地図

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アラタンホヤガ(ALATENGHUYIGA)
1977年 内モンゴル生まれ
2001年 来日
2013年 日本写真芸術専門学校卒業
国内では『草原に生きるー内モンゴル・遊牧民の今日』、『遊牧民の肖像』と題した個展や写真雑誌で活動。中国少数民族写真家受賞作品展など中国でも作品を発表している。
主な受賞:2013年度三木淳賞奨励賞、同フォトプレミオ入賞、2015年第1回中国少数民族写真家賞入賞、2017年第2回中国少数民族写真家賞入賞など。

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