母も涙...西武・今井が初登板初勝利、先発では松坂以来 最速152キロ“バズーカ”さく裂

母も涙...西武・今井が初登板初勝利、先発では松坂以来 最速152キロ“バズーカ”さく裂

  • 西日本スポーツ
  • 更新日:2018/06/14
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ヤクルト戦に先発し6回1失点でプロ初勝利を挙げた西武・今井

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ウイニングボールを両親に手渡し、記念写真に納まる今井(中央)

◆西武7-4ヤクルト(13日・メットライフドーム)

新たな「怪物伝説」が幕を開けた。交流戦首位のヤクルトを相手に6回1失点(自責0)。球団では1999年の松坂大輔(現中日)以来となるデビュー戦先発勝利。今井は「最初の登板で勝てたのは自信になる」と本拠地の大歓声に応えた。

20歳の右腕は初回からこの日最速の152キロをマーク。初回の19球のうち12球が150キロ台だった。3回に失策絡みで先制されたが、2死一、二塁で川端を149キロで空振り三振。「自信がある」と言い切る直球で攻めて、6三振も奪った。

19歳での喫煙による謹慎期間中の4月、ジャージー姿で2軍のシート打撃に登板すると、群を抜く直球を目撃した首脳陣から早期の先発起用を求める声が上がった。「バズーカ」と称される150キロ超の力強い直球は1軍の打者も圧倒した。

2年前の夏の甲子園を制した剛腕も昨年は右肩の故障に苦しみ、今春はユニホームを着られない時期があった。栃木・作新学院高時代に「BIG4」と並び称された楽天藤平、ヤクルト寺島、広島高橋昂より1軍デビューは遅れたが、マウンドでの輝きは鮮烈だった。

父一也さん(50)とスタンドで投球を見つめた母江利子さん(47)は「迷惑をかけたという思いがあったからこそ、恩返ししたいという力になって頑張れたのかな」と涙。ウイニングボールは両親にプレゼントした。

チームの連敗を3で止め、次回は23日のロッテ戦での先発が有力。「もっと野球が仕事だという自覚を持たないといけない。野球一本という考えでやらないと」。プロの自覚を何度も口にした右腕が、エースへの道を歩み始めた。 (松田達也)

=2018/06/14付 西日本スポーツ=

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