
トロントFCに所属するインシーニェ [写真]=Getty Images
メジャーリーグサッカー(MLS・アメリカ1部)のトロントFCに所属するイタリア代表FWロレンツォ・インシーニェには、セリエAへ復帰する可能性があるようだ。20日付けでスペイン紙『アス』が報じている。
現在32歳のインシーニェはナポリの下部組織出身で、同クラブのトップチームで活躍。2019年からはチームのキャプテンを務めていたが、2022年夏にトロントFCへと完全移籍した。
ただ、今回の報道によると、同選手はMLSを離れる可能性が高まっているようだ。同紙によると、インシーニェはトロントからの移籍を模索しており、すでに代理人へセリエAに復帰する希望を伝えているとのこと。また、ここまでMLSでの1年半で公式戦31試合の出場にとどまっていることも含めて、同紙は「期待に応えられずクオリティを見せる機会もほとんどなかった」とも伝えている。
さらに、できるだけ迅速な退団を希望しているとされる同選手。現行契約は2026年6月までとされているが、早ければ来年1月にもその移籍へ交渉が進む可能性があり、すでにローマと日本代表MF鎌田大地も所属するラツィオからの強い関心が伝えられている。
果たして今後インシーニェは、どのような決断を下すことになるのだろうか。
サッカーキング