【野球殿堂】高津臣吾氏、故野村克也氏に感謝「自慢してもいいのかな」

【野球殿堂】高津臣吾氏、故野村克也氏に感謝「自慢してもいいのかな」

  • 日刊スポーツ
  • 更新日:2022/01/14
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故野村さんのレリーフと記念撮影するヤクルト高津監督(代表撮影)

球界の功労者をたたえる「2022年野球殿堂入り」が14日、野球殿堂博物館から発表され、ヤクルト監督の高津臣吾氏(53)が資格7年目で選出された。

2年連続の最多得票だった昨年から52票を上積みし、86・1%の高得票率を獲得。現役監督の殿堂入りは8人目、大リーグ経験者としては5人目となった。

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昨季チームを20年ぶりの日本一に導いた高津監督が、有資格7年目にして球界最高峰の栄誉を獲得。「本当に心から感謝しております」と喜んだ。

特に感謝してやまないのが入団時の監督だった故野村克也氏(享年84)。「監督の影響がすごく大きかった。素晴らしいチームメートに恵まれて、素晴らしい監督の下で強いヤクルトを作ってきたというところは、ちょっと自信を持って、自慢してもいいのかなと思います」と胸を張った。野村さんにどんな報告をしたいか問われると「どうですかね…。『おめでとう』くらいは言ってくれるのかな」と穏やかに笑った。

現役終盤は韓国、台湾、日本の独立リーグでもプレーした。「なりふり構わず好きな野球が出来るならと。大変な時期もありましたけど、振り返ってみると楽しく、今となっては良い経験。間違いじゃなかったと思える現役生活だった。まったく悔いもないです」と振り返る。今は監督として日本一連覇を目指す立場で「熱い戦いを、真剣勝負で戦う姿を、ファンのみなさんが熱狂していただけることが、野球の発展につながっていくと思っております」。最後まで戦う高津イズムを貫くことが球界への恩返しとなる。【鈴木正章】

○…元同僚の古田敦也氏が愛ある“イジり”で高津監督を祝福した。「ヤクルト一筋みたいなムードがあるが、ホワイトソックスでクローザーもやりました。当時『ミスター・ゼロ』と呼ばれて活躍したんです」と当時のグッズを披露。「このTシャツを持っているのは高津さんの家族以外は数名しかいない」と笑いを誘いつつ、日米通算313セーブの実績をたたえた。

◆高津臣吾(たかつ・しんご)1968年(昭43)11月25日、広島県生まれ。広島工-亜大を経て90年ドラフト3位でヤクルト入団。93年から抑えを任され、4度の日本一に貢献。最優秀救援投手4度。03年に史上初の通算250セーブ。同年オフにFAでホワイトソックス移籍。05年途中にメッツへ移り、06年ヤクルト復帰。07年オフに退団し、韓国・ウリ、台湾・興農、BC・新潟を経て、12年に現役引退。NPB通算286セーブは岩瀬仁紀に次ぐ歴代2位。引退後は14年からヤクルトのコーチを務め、20年から1軍監督。21年はチームを日本一に導き、正力松太郎賞。右投げ右打ち。

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