
最終盤にチーム5点目を決めた三笘。(C)Getty Images
3月19日に開催されたFAカップの準々決勝で、三笘薫を擁するプレミアリーグ7位のブライトンは、4部のグリムズビーとホームで対戦した。
2023年に入ってからわずか1敗と好調のブライトンは開始6分、カイセドが左足でシュート。GKクロコンブが弾いたところをウンダフが押し込み、いきなり先制点を奪う。
いつも通り左サイドハーフで先発した三笘は、22分にペナルティエリア左へワンタッチで侵入。触れば1点というようないやらしいグラウンダーのクロスを送り込むも、味方には合わない。
日本代表MFはさらに33分、グロスのクロスに身体を投げ出しながら右アウトサイドでワンタッチ。しかし、惜しくも枠を捉えきれず、ビッグチャンスを逃す。38分のボレーシュートもクロスバーの上を越える。
1-0で折り返すと、51分に18歳のファーガソンが巧みなコントロールから右足で流し込み、欲しかった追加点を挙げる。
直後の55分には、再三チャンスに絡んでいる三笘がカットインから右足を振り抜くが、わずかに枠の右に外れる。存在感抜群の22番は、66分には一気に持ち上がると、エリア内で倒される形に。スタンドからVARコールが起こるも、ホイッスルは吹かれない。
ホームチームはその後も圧倒的な支配率で一方的に攻め続けるなか、70分にウンダフとのパス交換から再びファーガソン、82分にウェブスターのピンポイントパスからマーチがそれぞれゴールを挙げる。
そして90分には、三笘が右足で放ったシュートが相手の足に当たってゴールイン。絶好調のサムライ戦士が代表合流直前に今シーズン9点目をマークした。
このままタイムアップを迎え、ブライトンは5-0の圧勝で、4年ぶりにFAカップ4強入りを果たした。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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