トヨタ、理系の大学推薦廃止---自由応募で“クルマ離れ”阻止へ[新聞ウォッチ]

トヨタ、理系の大学推薦廃止---自由応募で“クルマ離れ”阻止へ[新聞ウォッチ]

  • レスポンス
  • 更新日:2020/11/20
No image

(イメージ)

もっと画像を見る

気になるニュース・気になる内幕。今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析する新聞ウォッチ。…………

学生の就職人気ランキングでも“クルマ離れ”が加速し、特に技術系の優秀な人材獲得に苦慮している自動車業界で、学校推薦の全廃は一石を投じることにもなりそうだ。

トヨタ自動車が、技術系の大学生・院生の新卒採用について、学校推薦を全廃し、事務系と同様に自由応募に一本化するという。きょうの読売が1面で「トヨタ、大学推薦全廃」とのタイトルで報じているが、トヨタでは今月、その旨を全国の大学に文書で伝えたそうだ。

記事によると、2022年春に卒業・修了予定の理系大学生・院生から対象となり、自動運転の開発や電動車の普及など自動車業界が変革期を迎える中、幅広い人材を採用して競争力を高めたい考えだという。

トヨタでは20年4月、高卒などを含め約1200人を採用し、このうち約3割が大卒・院修了の技術職。自動車や電機、重工などの大手メーカーは、技術的な基礎知識を備えた理系学生を確実に採用するため、学校推薦を重視する傾向があり、トヨタでも技術職の大半は大学・大学院の研究室などの推薦を得て入社しており、自由応募は一部にとどまっていたという。

それを、「100年に1度の大変革」でCASE(つながる、自動運転、シェアリング、電動化)に挑戦するトヨタでは、今後は自由応募に一本化し、自動車関連以外の技術や知識を持つ学生を広く募集するという。大学のゼミや研究室での先輩後輩などのしがらみもなく、つながりのない人材で、つながる車などを開発することになりそうだが、自由応募で優秀な人材が確保できるのかも興味深い。

2020年11月20日付

●新型コロナ、都「感染拡大」警戒最高、政府要請「イート」4人以下、東京534人、大阪338、北海道267人(読売・1面)

●トヨタ、大学推薦全廃、技術系採用、自由応募へ(読売・1面)

No image

●ホンダエヌワン初の全面改良、きょう発売(読売・10面)

●新クラウンSUV風、22年度セダン人気低迷(朝日・9面)

●737MAX運航再開へ、ボーイング米当局が承認(毎日・7面)

●駐車違反罰金75%未払い、外交官の「青ナンバー」車、警察庁、昨年の違反約2600件(毎日・29面)

●東南アジアの回復鈍く、三菱自動車の加藤隆雄最高経営責任者(東京・4面)

●ダイハツ、生産停止、本社など2工場、部品調達先で火災(日経・15面)

●テスラ、エアコン参入意欲、EVと連携、省エネに(日経・17面)

福田俊之

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加