ロングドライブのススメ【02.ロングドライブ推奨ルート タイプ別 BEST3】

ロングドライブのススメ【02.ロングドライブ推奨ルート タイプ別 BEST3】

  • ベストカー
  • 更新日:2022/08/06
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自動車評論家 清水草一諸氏が満を持してお送りしている超絶感動巨編「ロングドライブのススメ」。全3回、第2回目の今回はロングドライブ推奨ルートベスト3をお届けする。ロングドライブはカーマニア最大のロマンだ!!! クルマはプライベート空間。コロナもなんのそのだ! ぜひこの夏休み、お盆は人手を避けてロングドライブの旅に出かけてみてほしい!!!!

●第1回【私がロングドライブに出る理由/岬を目指せ編】はこちら!!!

※本稿は2022年5月のものです
文/清水草一、写真・画像/清水草一、AdobeStock
初出:『ベストカー』2022年6月26日号

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■第1位 交通量の少ない長い海岸線

「狭い日本、そんなに急いでどこへ行く」という交通標語があったけれど、日本は決して狭くない。なにしろ国土が長い。

その長い国土を存分に味わえる、ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロードの代表は、交通量の少ない長い海岸線だ!

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新潟県北部の日本海沿いにある名所「笹川流れ」にたたずむフェラーリ458イタリア。断崖絶壁の海岸線は超ワイルド。交通量も少なく、走行はウルトラ快適。快楽のみ満喫できる!

「どこも混んでて、そんなの近くにないんだけど」

そりゃ都会近くの海岸線はダメだ。でも、交通の不便なところまで行けば大丈夫。実は日本って、そういう海岸線だらけなのだ!

なに、そんな遠くまで行くのは大変だって? 喝! ロングドライブがそんなに手軽だったら、ロマンでもなんでもないじゃないか!

東京から竜飛崎を目指す場合は、東北道ではなく、関越道で新潟方面へ向かおう。

村上市まで北上し、そこから一般道を延々日本海に沿って走れば、「ええっ! 日本ってこんなに素朴でワイルドだったのかよっ!」と叫びたくなるような、素晴らしい海岸線が続く。途中には笹川流れや象潟などの景勝地がある。鳥海山に立ち寄るのもいい。

男鹿半島の入道崎(前回参照)に立ち寄って、JR五能線と並行する国道をひた走り、竜飛崎に至れば、「日本って最高だ!」と思うに違いない。それが「羽州浜街道」ルート(マップ参照)である。

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ロングドライブオススメ海岸線マップ(J BOY@Adobestock)

帰路は三陸海岸を延々走れば、「日本ってでっかいなぁ!」となるに違いない。往復約2000km。実際、日本はでっかいのだ!

北海道の海岸線は、ほとんどすべてそんな感じだ。

能登半島、紀伊半島、山陰海岸、四国南岸、西海沿岸。どこも感動的な「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」が続く。クルマ好きなら、ここを走らずに死ねないぜ!

■第2位 「酷道」を往く

国道には通行をためらううほど強烈に険しい「酷道」が多数あり、それらの走破に喜びを感じる酷道マニアも存在する。

酷道には数百kmに及ぶルートも少なくなく、全線走破は文字どおりのロングドライブになる。

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酷道の走破は非日常そのもの。本物の冒険気分を味わえる。一応冒険なので、故障や事故に備えて、万が一の準備はしておこう

代表的なルートは、四国山地のヨサク(国道439号線)、紀伊山地のシニゴー(国道425号線)、長野県・岐阜県・福井県にまたがる国道418号線などなど。

断崖絶壁スレスレの、ガードレールもロクにない酷道を走り切れば、走り切った感は強烈だ。

部分的に廃道になっている区間もあるので、廃墟マニア気分も楽しめる。男のロマンだぜ!

一応国道なので、大部分は舗装されているが、非常に狭隘な区間があるので、クルマのサイズは小さいほうがいい。

悪天候時や、倒木や落石がある場合は、危険なので潔く引き返そう。短距離だけ味わいたい場合は、険しい県道「険道」がオススメだ。

■第3位 ハイウェイ弾丸ツアー

単純明快、高速道路をひたすら走り、なるべく短時間で遠くまで行く旅である。

複数人が交代で運転し、休憩を最小限に抑えれば、記録に挑戦するアスリート気分も味わえる。

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「遠くへ行きたい」という欲求を満たすため高速道路を突っ走れ! 寄り道なんてクソクラエと、弾丸ツアーに徹するのも、またヨシ

筆者は、種子島でのロケット打ち上げ見学を目的に、東京─鹿児島間(そこからフェリー)を4回走破している。片道約1400km。

東京からだとクルマで行ける最長距離に近いが、早朝に出発して高速道路をひた走れば、その日のうちに鹿児島まで到達することができる。

あえて「日本って狭いな!」とうそぶくのも、ひとつのロマンである。

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鹿児島県鹿児島市は明治維新の三傑 大久保利通像。そのまま種子島へGO!もアリ(area1964@Adobestock)

【番外コラム】とりあえずの、プチロングドライブもアリ!

近場でロングドライブ気分を味わいたい都会人のために、比較的手軽なルートを2つ紹介しよう。どちらも大都会から日帰り可能だ。

●首都圏/伊豆半島周遊…「石廊崎」でも取り上げたが、西伊豆沿岸は首都圏近郊で最もワイルド感あふれる海岸線。西伊豆スカイライン経由で石廊崎まで南下したら、「天城越え」で半島中央部に入り、伊豆スカイラインを通って1周すれば、カーマニア的にもパーフェクト!

●関西/琵琶湖周遊…関西からは紀伊半島や山陰海岸もそう遠くはないが、琵琶湖北岸は隠れた名ルートだ。琵琶湖らしからぬ険しい湖岸線に、隠れ里的な集落が点在し、遠くに来た感を満喫できる。東岸には賤ケ岳や姉川の古戦場、彦根城、佐和山城、安土城など名所が山ほどあり、歴史ファンにはたまらない。ぜひ行ってほしい。

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