「華麗なる一族」制作会見に中井貴一、向井理、藤ヶ谷太輔らが登壇

「華麗なる一族」制作会見に中井貴一、向井理、藤ヶ谷太輔らが登壇

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  • 更新日:2021/04/08
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WOWOWプライムで4月18日からスタートする、WOWOW開局30周年記念ドラマ「連続ドラマW 華麗なる一族」(日曜午後10:00)の制作会見に、主演の中井貴一をはじめ、向井理、藤ヶ谷太輔、吉岡里帆、松本穂香、要潤、美村里江、笹本玲奈、福本莉子、麻生祐未、内田有紀が出席した。

同作は、これまで幾度となく映像化されてきた山崎豊子氏による同名小説を連ドラ化。大阪万博を間近に控えた高度経済成長期の日本を舞台に、富と権力獲得の手段として、関西の政財界で閨閥(けいばつ)を張り巡らす阪神銀行頭取・万俵大介(中井)とその一族の繁栄、崩壊を描く。

まず、中井は「WOWOW30周年で『華麗なる一族』をやると伺った時に、自分はどの役をやるんだろう。(向井演じる万俵家の長男)鉄平かなと思っていたら、大介でした。意外とこんな年になっているんだ、ということを役を通して教えられた感じがします」としみじみ。「でも時代はいろいろ変われど、不朽の名作と言われるこの作品ですから。われわれがこの作品に息を吹き込むことによって、また新たな『華麗なる一族』を皆さんに楽しんでいただければという思いで、演じさせていただきました。重厚な面白い作品になっていると思うので、ぜひご覧いただきたいと思います」と毅然とあいさつをした。

阪神特殊製鋼専務で、大介の長男・万俵鉄を演じた向井は「約5カ月間にわたった撮影はもう終了しておりますが、個人的には本当にたくさんの思い出が詰まった作品です。楽しいシーンもあれば、大変だったシーンもありましたけど、俳優としてとてもいい経験をさせていただきました」と誇らしげな様子を見せた。

表向きは万俵家住み込みの家庭教師だが、実は大介の愛人でもある高須相子役の内田は「このような大作に出させていただいて感激です。高須相子を私が演じるなんて夢にも思いませんでした。初日に貴一さんから、『あの相子だよ』と言われまして。そうそうたる先輩たちが演じてこられた高須相子はこの作品のキーパーソンです。私ののどこを見てこの役だと思ってオファーをくださったのか、最初は不思議でしたが、大役をいただいたということで、精いっぱいやらせていただきました」と謙虚にコメント。

阪神銀行貸付二課課長で、大介の次男・万俵銀平役の藤ヶ谷は「この『華麗なる一族』は、僕も見ていた作品なので。まさか出させていただけるとは思わなかった。不朽の名作に自分が携われたことを誇りに思います。僕は第1話を拝見させていただいたんですけども、ものすごく重厚で。1話からひきつけられる作品となっています。ぜひ期待していただければ」と心境を明かした。

さらに、相子により、妻妾(さいしょう)同居という奇異な生活を強いられることになる大介の妻・万俵寧子を演じた麻生は「『華麗なる一族』の一員となることができて本当に光栄です。時代や環境が違っても、与えられた場所で精いっぱい必死に生き抜くというのは、どの時代でも通じる普遍的なテーマなので、そういう作品の中で寧子さんも精いっぱい幸せを求めて生きているような、強い人になればいいなと思って演じました」と撮影を回顧。

関西財界の重鎮の令嬢で、銀平と閨閥結婚をさせられる安田万樹子役の吉岡は「私はこの『華麗なる一族』に携わらせていただき、一番印象に残ったのは初日の撮影です。初日に大勢のキャストの皆さんと初めて対面したんですが、皆さまからは香り立つような、愛憎だったり、欲望だったり、人の怖さみたいなものがあって。それは和やかなシーンだったんですけど、そんなシーンにもひしひしと感じるものがありまして。ああ、万俵家の一員になるんだと背筋がスッとのびるような思いになったのを覚えています。こうやって新しい『華麗なる一族』が産まれる瞬間に立ち会えたこと、そして万俵家の一員になれたことを心より誇りに思っております。皆さまにも早く見ていただきたいと思います」とアピール。

そして、大介や相子により閨閥結婚を進められる万俵家の次女・万俵二子を演じる松本も「今、あらためて撮影の日々を振り返ってみると、やっぱりとても素晴らしいキャストの皆さん、スタッフの皆さんと、なかなか経験できないような撮影の日々を経験させていただいたんだなと思います」と感激しつつ、「1話を見させていただいたんですが、正直、銀行とかのくだりはあんまり分からなかったんですけど、お父さん(大介)の周りをめぐる相子さんの存在だったり、私でも面白いなと思うようなシーンがたくさんあって。これからの展開がすごく楽しみです」率直な感想を口にした。

続けて、大蔵省官僚で、大介の長女・一子の夫となる美馬中役を務めた要は「僕自身も、山崎先生の原作、映画、ドラマ、とても大ファンでございまして。こうして『華麗なる一族』に参加させてもらえることを光栄に思います。役者として大きなターニングポイントを迎えたなと自負しています」と感慨深げで、「現場も本当に毎日、自分の芝居と、豪華なスタッフの皆さん、キャストの皆さんとお芝居をするということをかみしめながら、一日一日を過ごさせていただきました」と振り返った。

そんな美馬と夫婦となった万俵家の長女・一子を演じたのが美村。「私、山崎先生の作品を読むのも大好きで、映像も大好きなんですけど、山崎先生の映像作品に参加するのは今回で4作目になります。WOWOWさんのドラマ『沈まぬ太陽』で、『ジャンボが落ちました』というセリフを、ちょうど(会場の)そこの階段で言ったことを思い出しました」とエピソードを披露しつつ、「山崎先生の作品は何度参加しても面白くて。人間の奥深さ、寂しさをひしひしと感じるんですが、今回『華麗なる一族』は血の濃さと、人間同士の軋轢(あつれき)、そして愛情、寂しさがぎゅっと詰まっていて、感情的には一番テンションの高いものがあります。今日は皆さん、役の衣装でこちらにうかがっておりますが、衣装、メークも大変凝っていて。楽しかったです」と明かした。

笹本は、元通産大臣・大川一郎の娘で、鉄平の妻となる万俵早苗に扮(ふん)した。「私も撮影に参加した1日目のことをすごく覚えています。私は普段、ミュージカルを中心に活動をしているので、普段テレビで拝見している、本当に華麗なキャストの皆さまを目の前にした時に、緊張で少し手が震えてしまったんですけれども、きっと早苗もそんな思いをしていたんだろうなと。早苗と私を少し重ね合わせて撮影に参加していました」と撮影時の胸中を伝えた。

好奇心旺盛な万俵家の三女・万俵三子を演じた福本が、「今回、こんなすごい大作に、こんなに素晴らしい俳優の皆さんと一緒に、お芝居をする機会をいただけて光栄に思います。撮影が終わってから、2カ月くらいたったんですけど、皆さんとこうしてお会いできてうれしいです」と笑顔を見せた。

そして最後に、中井が「山崎先生の原作の強さと、そして前川(洋一)さんが下ろしてくださった脚本の強さ。キャストにも助けられました。そして何しろ僕たちが一番助けてもらったのは、スタッフでした。コロナ禍という時代の中で、本当に不自由をしなければならない撮影が続きましたし、ロケ地もお借りできないこともあり、一生懸命(ほかの)ロケ地を探したり。美術さんがとても素晴らしいセットを作ってくれました。カメラマンも照明も、本当にプロの人たちってこういう仕事をするんだって。プロがみんなで集まって作った作品なので、面白くないわけがないと思います。ぜひ楽しみにご覧いただきたいと思っています」と感謝の気持ちを込めながら、視聴を呼びかけて締めくくった。

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