オタール・イオセリアーニ「そして光ありき」の冒頭映像、「セリフなんて必要ない」

オタール・イオセリアーニ「そして光ありき」の冒頭映像、「セリフなんて必要ない」

  • 映画ナタリー
  • 更新日:2023/01/25

オタール・イオセリアーニが監督を務めた「そして光ありき」の冒頭映像がYouTubeで公開。場面写真も到着した。

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「そして光ありき」場面写真

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イオセリアーニの作品21本を一挙上映する「オタール・イオセリアーニ映画祭 ~ジョージア、そしてパリ~」にラインナップされた本作。劇中ではセネガルの部族ディオラ族の生活と白人の森林伐採による生活の侵食が描かれる。全編セネガルで撮影が行われ、1989年のヴェネツィア国際映画祭で審査員特別賞を受賞した。

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場面写真にはワニに乗り水上を移動する女性や日課である全員で日の入りを見る様子が捉えられている。また首が取れた男性をもとに戻す儀式も。

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イオセリアーニは「ディオラ族の礼儀や慣習に反することは絶対しなかった」と振り返り、「例えば、息を吹きかけ嵐を起こすことや首を切り離された人間がもとに戻ることなどは、どれもアフリカの民話に実際登場するので、奇妙なことはもとから何もない」と述懐。「彼らの生活を描くことで、強烈に明確な表現で観客との会話を可能にした。映画は会話(セリフ)がなくても伝わるものだ。私に言わせてみれば、映画の最後の手段であり、いい作品には会話なんて必要ないんだ」と語った。

「オタール・イオセリアーニ映画祭 ~ジョージア、そしてパリ~」は2月17日より東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、シアター・イメージフォーラムで開催。

オタール・イオセリアーニ映画祭 ~ジョージア、そしてパリ~

2023年2月17日(金)~ 東京都 ヒューマントラストシネマ有楽町、シアター・イメージフォーラム

<上映作品>
長編
「落葉」
「歌うつぐみがおりました」
「田園詩」
「月の寵児たち」※劇場初公開
「そして光ありき」※劇場初公開
「蝶採り」
「群盗、第七章」
「素敵な歌と舟はゆく」
「月曜日に乾杯!」
「ここに幸あり」
「汽車はふたたび故郷へ」
「皆さま、ごきげんよう」

中編
「四月」
「エウスカディ、1982年夏」※劇場初公開
「トスカーナの小さな修道院」※劇場初公開

短編
「水彩画」※劇場初公開
「珍しい花の歌」※劇場初公開
「鋳鉄」
「ジョージアの古い歌」
「ある映画作家の手紙 白黒映画のための七つの断片」※劇場初公開

3部作ドキュメンタリー
「唯一、ゲオルギア」※劇場初公開

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