虎のソナタ とっても謙虚なエース2人の真ん中に虎番 09年ソフト上野&阪神・安藤と記念撮影の思い出

虎のソナタ とっても謙虚なエース2人の真ん中に虎番 09年ソフト上野&阪神・安藤と記念撮影の思い出

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  • 更新日:2021/07/21
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2009年1月3日付のサンスポ1面。大いに盛り上がった対談でした

いよいよ、です。開会式を待たずに、本日より東京五輪の競技がスタート。先陣を切るのはソフトボールです。言わなくても〝あのシーン〟が思い出されるでしょう。2008年北京五輪。エース上野由岐子が2日間3試合を一人で投げ抜いて金メダルに輝いた光景は日本中に感動を呼んだ。世にいう「上野の413球」。あの年の新語・流行語大賞審査員特別賞になるほど、日本人のハートを揺さぶったもの。

あれから13年の月日が流れたにもかかわらず、上野は現役プレーヤーとして再び五輪に戻ってきた。そこがすごい。

「あの時、選手生命をかけたような熱投だったのに、今も中心選手。感動ですよね」

昨日の当番デスク・堀啓介が延々と「上野さんの話」を語りだした。

実は「勝っても負けても阪神命」のわがサンスポだが、上野選手とはちょっとした縁がある。金メダル獲得の翌2009年の正月紙面で、上野選手と、当時のタテジマのエース安藤優也投手(現2軍投手コーチ)の対談が実現したのだ。

世界一の上野。安藤も2008年から3年連続開幕投手を任され3連勝して、全盛時と言ってもいい。スターの対面の場に立ち会ったのが、若き日の虎番・堀だった。

「上野さんは大忙しだったと思うんですが、ものすごく謙虚な方で。こんな機会はないと、対談後に『サインいただけますか』とお願いしたら〝私なんかでいいんですか〟という感じで気さくに応じて下さって。金メダリストが、ですよ」

さらに安藤、上野、なぜか堀で記念撮影までしてくれることになった。当然のように上野を挟んで安藤、堀という立ち位置で並ぼうとしたが…。そこで上野はスッと端の方に。

「金メダリストなのに本当に控えめなんです」

安藤もとっても謙虚な人間だから、結果、世界一のエースと阪神のエースを左右に従える図々しい堀、という意味不明の写真ができあがった。

「実家に帰ったときに見せびらかすと、両親から『なんでお前が真ん中なんだ。失礼な』と突っ込まれました」

懐かしい記憶を明かしながら「だから今回も応援しています。もう一度、金メダルに」。ステキな性格にもほれ込んだ堀デスクは、きょうの初戦から声援を送る。

世の中が一気に五輪モードになる本日だが、もう1つ、注目の試合がある。高校野球鳥取県大会2回戦の米子松蔭vs境。野球部とは関係のない学校関係者のコロナ感染により、一度は不戦敗に追い込まれた米子松蔭が、大どんでん返しで再試合が認められたという奇跡のストーリー。西村虎之助主将が自身のツイッターで訴えたことが世論を動かしたという。

名前がいい。「虎之助」。そういえば、ことしの高校3年生球児は「トラ」が多い。春選抜の頃から感じていた。高校NO・1投手の小園健太(市和歌山)をリードする好捕手・松川虎生(こう)がそうだし、決勝を戦った東海大相模に「大河(たいが)」がいて、明豊に「虎次朗」がいた。他にも…。

彼らが生まれた2003年度は、そう、阪神が星野監督の下、優勝。大フィーバーが巻き起こった。だから、なのか。

ということは、ことし生まれる子供たちは、五輪の金メダリストから一字いただく? いやいや、阪神が優勝したら、またまた「虎」。それとも「輝」か。サトテル爆発で優勝したら、18年後は「輝」クンだらけ?

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