
世界各国の首脳らが出席する国連総会の一般討論演説が、日本時間の19日午後10時ごろ、ニューヨークの国連本部で始まった。
ロシアによる侵攻後、ウクライナのゼレンスキー大統領にとっては初めての対面での出席となる。
日本時間の午後10時ごろに始まった一般討論演説で、国連のグテーレス事務総長は世界中でさまざまな分断が広がっていると指摘し、「平和と安全保障の枠組みがかつてない緊張状態にある」と警鐘を鳴らした。
また、つい先ほど議場に到着したアメリカのバイデン大統領も演説し、「どの国も単独では今日の課題に対処できない」などと訴えた。
ロシアによる侵攻の長期化で支援国に「ウクライナ疲れ」が見られる中、このあと、ゼレンスキー大統領が侵攻が始まって以来初めて対面で登壇し、各国からの支援を直接訴えるものとみられる。