[20日 ロイター] - 米大リーグ(MLB)エンゼルスからフリーエージェント(FA)となった大谷翔平投手は、20日にポスティングが公示された山本由伸投手の移籍先が決まるまで契約を結ばない可能性があると、MLB公式サイトが報じた。
日本プロ野球オリックスからポスティングシステムでのメジャー移籍を目指す山本は、21日からメジャーの全球団と交渉が可能になった。総額2億ドル(約300億円)の大型契約を結ぶ可能性があるとみられている。
FAとなっている他の先発投手同様に、大谷も山本が契約を結ぶまで待つのが賢明かもしれないと、ジ・アスレチックのケン・ローゼンタール記者は報道。「山本を取り逃したチームが危機感を覚えることにより、大谷の状況が好転する可能性がある」との見方を示した。
メッツ、ヤンキース、レッドソックスやドジャースなど、複数の球団が山本の獲得に関心を示していると報じられている。