
9月21日から始まる秋の交通安全運動を前に、交通事故防止への気運を高めようと、徳島市で19日、交通安全県民大会が開かれた。県内は、今年上半期の人口10万人当たりに占める交通事故死者数が全国最多。秋の全国交通安全運動は21日から30日まで。
9月21日から始まる秋の交通安全運動を前に、徳島市で19日、「交通安全県民大会」が開かれました。
「交通安全県民大会」は、秋の全国交通安全運動に先立ち、交通事故防止への気運を高めるために開かれたもので、徳島県や県警、それに交通関係の団体から約100人が参加しました。
県内では、今年上半期の人口10万人当たりに占める交通事故死者数が全国最多になったことを踏まえ、県警の松林高樹本部長が「高齢者が夜間に巻き込まれる事故が多発しており、事故防止対策が重要になる」と挨拶しました。
この後、交通事故で親を亡くした子どもたちの健全育成に役立ててもらおうと、四国放送の池田篤史取締役総務局長が、交通安全キャンペーンで集まった50万円を交通遺児育成会に寄付しました。
秋の全国交通安全運動は9月21日から30日まで行われます。