
テレビ西日本
広島に原爆が投下されてから77年の6日、福岡県八女市の星野村でも平和を祈る式典が開かれました。
この式典は、地元出身の山本達雄さんが原爆投下直後の火を広島から持ち帰り、ともし続けたことを受け、毎年行われています。
式典には約150人が参列、広島に原爆が投下された午前8時15分に黙とうを捧げたあと、地元の小中学生の代表が戦争の悲惨さなどを記した「平和の誓い」を読み上げました。
◆星野小学校6年生
「戦争だけは、いかなる事があっても起こさないようにしてくれ、武力を使った殺し合いを絶対してくれるなということが、私が息のある間の頼みです」
ロシアによるウクライナ侵攻が続く中での開催とあって、参列者は、原爆の犠牲者を悼むとともに、平和への思いを新たにしていました。