
小学生たちが授業で学んだことを生かし、測量に挑戦した話題です。
授業と測量との関係、そして、測量して作ったものとは。
真剣な表情で測量機器を見つめる子どもたち。
会津若松市立川南小学校の6年生です。
県土地家屋調査士会が毎年、各地で行っている出前授業で、学校で習う算数が実際の仕事に役立つことを知ってもらうのが狙いです。
6年生までに習う「縮図」と「図形」の知識を使って挑戦したのは、測量で地上絵を描くこと。
100分の1の縮図をたよりに、星と六角形を校庭に描いていき、約40分かけて地上絵を完成させました。
取り組んだ児童は「ぴったり合わせるのが難しかったけど、ぴったり合って他の人たちと盛り上がったので楽しかった。」「自分が描いた正六角形が、きちんとできていてよかった。」などと話していました。
また、児童たちは自分の歩幅で距離を測る「歩測」も体験し、測量の仕事に理解を深めていました。