朝倉未来のKO負けに恩師、前田日明氏が敗因分析「引退はもったいない」「友達の人生、いろんなものを抱えすぎ」と愛情あふれるエール

朝倉未来のKO負けに恩師、前田日明氏が敗因分析「引退はもったいない」「友達の人生、いろんなものを抱えすぎ」と愛情あふれるエール

  • デイリースポーツ online
  • 更新日:2023/11/24
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前田日明氏

格闘家の前田日明氏が20日、自身のYouTubeチャンネルを更新。19日にKO負けを喫した愛弟子の朝倉未来について、敗因を分析するとともに、「引退なんてもったいない」とエールを送った。

朝倉は自身初のキックルールでの試合で、初代RISE王者で大会プロデューサーのYA-MAN(27)と対戦したが、1回1分17秒で衝撃のKO負けに終わった。

前田氏は「いいとこなしでやられて。クレベルとやった時(と同じように)、間合いを詰められて、パチパチ当てられ、削られる展開に対し、どうしたらいいかという対策ができてなかった」と分析。練習もしていたYA-MANとの対戦ながら、準備期間の短さも指摘し、「練習不足の感じ。よくも悪くも練習している相手だから、早く決めてやると、パンチが大振りになった。ちょっとダメだった。対策さえも立ててなかったんじゃないか」と振り返った。

朝倉にとって、前田は恩師といえる存在。総合格闘家としてトップに上り詰めた未来、海の兄弟は、もともと前田氏がプロデュースした格闘技団体「THE OUTSIDER」から飛躍を遂げた。

それだけに、前田も愛情たっぷりにエール。朝倉が試合後にSNSなどで引退を示唆するコメントを残したが、「これからですよね。まだね、引退だなんだはもったいない。プロでやっていると、自分でもいたたまれなくなるような、恥みたいな試合はあるんですよ。そこからどう立ち上がるかですね」などと前を向かせた。

未来は現在31歳。格闘家は35歳くらいが最盛期とし、「ちょっと、いろんなものを抱えすぎと思うんだよね。友達の人生を抱えたり。YouTubeだけじゃなく、ブレイキングダウンみたいなことも、そこから続いていく発想も思いついたのかな。友達の能力を信じて、自分のエネルギーを使うところの分散もはかって、友達にも任せて気楽になって」とうなずいた。

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