
19日朝、中国地方最高峰・鳥取県の大山で登山していた男性が滑落しました。午前9時現在、警察と消防が救助活動を続けています。
【写真を見る】【速報】中国地方最高峰・鳥取県の大山で滑落事故 警察と消防が救助活動中
警察と消防によりますと、19日午前7時すぎ、「大山の剣ヶ峰あたりから15メートル落ちた」と登山中の男性(49)本人から110番通報がありました。
男性は大山の礼拝所・文殊堂から剣ヶ峰を目指して登山中に滑落し、左足首や右肩の痛みを訴えているということです。
鳥取県の防災ヘリコプターも出動していて、午前9時現在、警察と消防が男性の救助活動を続けています。
現在、大山の山頂は標高1709メートルの弥山とされていますが、剣ヶ峰はそれより20メートル高い最高峰地点となっています。
剣ヶ峰までの縦走路は登山道が整備されておらず崩落の危険性も高いことから、警察は縦走路の利用を控えるよう呼びかけています。