特有の変異が...デルタ株の“重症化”実験で解明

特有の変異が...デルタ株の“重症化”実験で解明

  • テレ朝news
  • 更新日:2021/07/21
No image

動画を見る(元記事へ)

若年層への新型コロナ感染拡大は、日に日に顕著になっています。

20日の東京都の新規感染者は1387人。そのうち、50代以下で1300人を超えています。

さらに、重症者の推移を見ると、今年1月時点ではほとんどが60代以上でしたが、7月には50代以下とほぼ同じ割合になっていて、若い世代の重症化が増えているように見えます。

その要因の一つとされるのが、インドで確認されたデルタ株です。

未知の部分が多いこの変異株について、新たな研究結果が発表されました。

東京大学医科学研究所の佐藤佳准教授ら若手研究者のチームが着目したのは『P681R』というデルタ株特有の変異。働き方に大きな特徴があるといいます。

東京大学医科学研究所・佐藤佳准教授:「感染したハムスターの体重の変化と肺機能を測定したが、インド型(デルタ株)に感染したハムスターも『P681R』の変異だけを持つウイルスを作った時も、従来型より体重が減りやすくて、肺機能が低下すると分かった」

佐藤准教授によりますと、このマウスの実験によって、デルタ株の病原性が高いこと、つまり重症化しやすいことが分かったといいます。

従来株と比較した画像を見ると、デルタ株に感染した細胞は、互いにくっついて、大きな塊を作っているのが分かります。

東京大学医科学研究所・佐藤佳准教授:「1つの細胞に感染すると、隣の細胞とくっついてしまう。それが周りに広がるので、くっついて死ぬ細胞が増える。デルタ株『P681R』は、より広い範囲でダメージを受けるのでは。イギリスの報告では、重症化しやすいという話もあるので、その原因の一端を解明できた研究ではないか」

デルタ株への懸念は、北海道でも。

北海道・鈴木直道知事:「デルタ株の状況、直近1週間の確認事例、前週と比較すると倍増して、陽性率は40%を超えています」

北海道の鈴木知事は20日夜、まん延防止等重点措置を国に要請しました。ただ、西村大臣は、否定的です。

“新型コロナ”担当・西村康稔大臣:「今の時点で直ちに何か対応を、まん延防止等重点措置が必要だという風には、数字上は見えません。ただ、かなり感染が増えている状況は共有しているので、対策強化をしていく」

そして、改めてこう呼び掛けました。

“新型コロナ”担当・西村康稔大臣:「五輪も始まるので、いつもいる仲間と少人数で、家族で、テレビで感動を味わって頂ければ」

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加